路地裏シネマ

映画の感想、評価

【感想】ジョーカーゲーム 脱出【評価】 45点

ジョーカーゲーム 脱出

ジョーカーゲーム 脱出

ジョーカーゲームの続編である。脱出というタイトルの通り、リアル脱出ゲームのようになっている。一応、最後に申し訳ない程度にババ抜きがある。
前作と比べると「謎解き」という要素が加わったため、少しはおもしろくなっている。さらにプラスして、人数も七人に絞られたため、観ている側もわかりやすくストレスがない。


内容としては、更生施設に送られた七人が、今度は命がけの脱出ゲームに参加するというものである。実際に脱出ゲーム中に死ぬため、今作こそ「デスゲーム」という名にふさわしいかもしれない。
前作からの引き続きメンバーとして、更生施設に送られた「ともみ」が出演している。どうやら前作から三ヶ月経過したようなのだが……。ネタバレになってしまうから詳しく言えないのだが、時系列がおかしいのではないだろうか? 

脱出ゲームとしては、死亡ルートが用意されていたり、誰か死なないと先に進めないところが理不尽でいいと思う。前作はグロさの欠片もないのだが、今作は少しだけグロい。見せしめとして殺される女子高生がいるのだが、そのシーンが意味なく長くてグロい。前回が健全的すぎたためのテコ入れだろうか。別にそこまで必要なシーンとは思わない。

閉じこめられているせいか、絵的に動きがあまりなくてつまらないというのもある。全体を通して冗長というか、もっと部屋をいろいろ用意してもいいのではないだろうか。あと、デスゲーム系映画でありがちな暴力的なキャラが、いちいち話の流れをとめるのも観ていて苛々とした。

一時間半ほどの映画であるが、頑張れば三〇分に収まりそうだ。デスゲームなのに、雑に二人死ぬところも予定調和の感じがして、少し嫌だった。どうせならデスゲーム中に死んでほしいものである。

身も蓋もないのだが、ババ抜きをやる必要があるのだろうか。ババ抜きをやるのなら、もっと見せ場が欲しいと思ってしまう。駆け引きらしい駆け引きがほとんどない。

褒められる点は、前作よりはおもしろいということと、出演している女の子たちがかわいいというところくらいだろうか。
一応、どんでん返しもある。まあ、どんでん返しといっていいんじゃないだろうか。
脱出ゲームが好きという人は是非、観てみるといいと思う。前作とガラッと変わっているので、特に前作を観なくても楽しめる。もちろん観ていた方が、色々と意味がわかるのでオススメだ。