路地裏シネマ

映画の感想、評価

【感想】脳漿炸裂ガール【評価】まさかのダイジェスト 42点

脳漿炸裂ガール

脳漿炸裂ガール

あらすじ

小さな頃からあこがれていた聖アルテミス女学院に通う市位ハナは、教室で目を覚ますとクラスメイト達と檻の中にいた。そして突然、携帯電話を使った「 黄金卵の就職活動」というサバイバルゲームに参加する羽目に。様々なゲームに勝ち残った1名だけが、“真の卵”として、大人の仲間入りができるという。クラスメイトが次々と脱落していく中、ハナは同級生・稲沢はなと共にゲームを戦っていくが…。誰もが入学を憧れる聖アルテミス女学院を舞台に、突如始まった理不尽なサバイバルデスゲーム。そして、女子生徒たちに起こる惨劇。果たして、ゲームの行方は?ハナとはなの運命は?



感想

ボカロを映画化したらしいが、原曲を知らないので、純粋に映画として評価する。
問題は、肝心のデスゲームの大半がダイジェストということ。残ったデスゲームも、テレビ番組のなぞなぞレベルで、そこまでおもしろくない。

ストーリーとしては、まあまあ、まとまっているんじゃないだろうか。よくある展開にすぎないのだが、個人的には「脳漿」がキーワードになっている点がよかった。恐らく、楽曲がモデルにあるからだろう。キャラの衣装や立ち振るまい含めて、わりとポップになっている。
殺伐とした殺し合いやホラーが苦手な人でも、楽しめるのではないだろうか?

お嬢様ということでキャラクターの個性が強そうだが、ほぼ見た目だけといっていい。キャラ造形に斬新さはない。ただ、デスゲーム×お嬢様ということで、他のデスゲームにはない作風になっているのも事実である。デスゲーム愛好家は、箸休め的な作品として観てもいいのかもしれない。
キャラの個性でいうと、むしろ敵キャラの方がインパクトあるだろうか。どこの戦隊モノの敵キャラなのかという意味でだが。

日曜日の朝に放送しても違和感なさそう。そんな感じの映画。
 
それにしても、デスゲーム×女の子は流行っているのだろうか。男女混合のデスゲーム作品も、女性ばかり目立っているような気がする。もちろんこれは映画だけである。人狼ゲームしかり、ジョーカーゲームしかり。男女混合でも、主人公は女性が多い。客層が男性が多いためか。逆にイケメンだけを集めたデスゲーム作品も観てみたいものである。それはそれで変わったデスゲームものができるのではないだろうか?

それにしても早送りしたダイジェストの部分をもう少ししっかり描けば、デスゲーム好きとしては楽しめたかもしれないのに……。せめて第四ゲームからダイジェストならわかるのだが、第二ゲームからって……。