路地裏シネマ

映画の感想、評価

【感想】人生逆転ゲーム【評価】負けたら臓器ドナー 35点

人生逆転ゲーム

人生逆転ゲーム

あらすじ

ギャンブルやホスト狂いによって多額の借金を作ったOLの主人公。特別融資によって借金をチャラにするものの、融資にはある条件が!?
同じく特別融資を受けた男女七人が監禁される。勝てば借金チャラ+賞金。負ければ臓器はすべて取られ、ドナーへ。
主人公は生きてこのデスゲームから逃れられるのか?



感想

この映画とは南極とクーリッシュくらい関係ないのだが、「カイジ人生逆転ゲーム」という映画がある。そちらは、なかなかの心理戦あり、落ちれば即死の鉄骨渡りあり、など、それなりの見応えになっている。
偶然というものはあるもので、なぜかその「カイジ人生逆転ゲーム」と、パッケージとタイトルが著しく酷似しているが、まったくもって関係ないので気をつけよう。

まったくもって関係ないので、「人生逆転ゲーム」には心理戦はない。
五ゲームあるが、ほぼ運ゲーである。
トランプを引いて数を競い合ったり、水の入ったコップにコインを入れて漏れたら負けだったり、そんなゲームだ。
もちろんこんな簡単なゲームでも、心理戦の働く余地はある。どこかの漫画ではハンカチ落としをおもしろく描いていたりする。
「頭脳」「観察力」「ひらめき」これらを用いて、おもしろい心理戦のデスゲームが展開されている今。
この映画「人生逆転ゲーム」の最大の個性は「良い声」である。主催のアナウンスの声が低音ボイスでひたすら心地よい。麒麟の川島っぽい声で、それとり若干いい低音ボイスなのだ。
こういうデスゲームではそこまで主催が饒舌ではないのに、「人生逆転ゲーム」では主催がガンガン喋る。こいつは自分のイケボを披露したいがためにこのゲームを開催しているのか?と思うほどである。

良い点

①設定がいい。
負けたら臓器ドナー、それで借金を帳消しという、なぜこのゲームが開催されているのか一目瞭然であるというところ。
デスゲームにありがちな「金持ちのお遊び」という設定だけではなくてよかった。まあ賭けにはされているのだが、ついでに稼ごうか程度なのでセーフ。

②テンポがいい
どんどん進んでいくのでそこまでだれない。ただゲームが退屈すぎておもしろくはない。

悪い点

①ゲームがつまらない。
もしあなたが他人の神経衰弱を観て最高にエキサイティングだと思うなら、是非視聴をオススメする。逆に問おう。
心理戦皆無の神経衰弱を観ておもしろいのだろうか?

②主人公に感情移入できない。
主人公はギャンブル好きでホスト通いというなかなかのクズである。ゲームもほぼ誰かに助けてもらって勝ち進む。一応、他のメンバーを助けようとするが、本当に助けようとするだけ。