路地裏シネマ

映画の感想、評価

【感想】マチルダ【評価】6歳で白鯨を読む超能力少女 68点

あらすじ

金儲けのことしか考えてない両親を持ったマチルダは、いつもお留守番ばかりさせられていた。そんな彼女の楽しみは読書。図書館へ行っては片っ端から本を読む日々を送る。そんなマチルダも、とうとう学校へ行けることになった。ウキウキのマチルダ。しかし学校で待っていたのは、意地悪で独裁者の校長先生だった。偶然手に入れた超能力で、マチルダは校長先生をこらしめることを決める。


ここがすごい!校長先生の酷さベスト3

元オリンピック選手で、ぽっちゃりした女性の校長先生。今日はそんな彼女のひどすぎるエピソードをまとめてみた。

①自分が気に入らない子どもをぶん投げる。

おさげだからという理由で、子どもをぐるんぐるん回して、校庭の外まで放り投げます。まさに怪力。
ちなみに休日は、自宅で槍投げをしている。

②子どもの写真に向かってダーツを投げる。

ダーツが顔に当たったら大喜び。最終的に十本まとめて投げる非道っぷり。
なにがそこまで楽しいのでしょうか。
ちなみに、子どものいない学校を作りたいそうです。

③遺産欲しさに家族を殺す。

これはもうれっきとした犯罪ですね。

ちなみにこの校長の家にしのびこんで、帰ってきた校長から逃げ延びるシーンがあるのですが、下手なゾンビ映画より怖いです。どこのドントブリーズやねん。
しかも二階から飛び降りてまで追っかけてきます。シャンデレラ粉砕。それでも気にせず鎖のついた砲丸を振り回す。
青鬼っていうフリーゲームあったじゃないですか。人間なのに鬼を超えちゃ駄目だよと僕は思います。

感想

出てくる大人がほとんどクズというなかで、担任の先生とマチルダの天使っぷりが光る。二人ともかわいい。両親と兄がひどいやつだからこそ、マチルダのかわいさが際立つ。悪い大人へのこらしめ方に知性を感じるのもよし。
お話としては、いわゆる勧善懲悪もの。悪いやつが最後にはひどい目にある。個人的には両親もこらしめてほしかったが、まあよしとしよう。校長先生がひどい目にあう最後の方のシーンはすかっとすること間違い無し。
嫌味な上司に苛々しているという人は、これを観てストレスを発散しておくれ。
ある意味、子どもの妄想話にも見えるかもしれない。自分が超能力を使えたらな、とか、嫌な大人をやっつけられたらなとか、子どものときは考えたものだろう。

それにしても、6歳でメルヴィルの白鯨を読むとは、なかなかセンスが良い。2xになる僕ですら読んでないというのに……。