路地裏シネマ

映画の感想、評価

映画「デッドorキル」感想(評価) 20点

デッド or キル [DVD]

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あらすじ

とあるゲームのプレイヤーとして、大富豪の館に集められた男女8人。それぞれがお金に悩んでおり、優勝者にはそれを補えるだけの賞金が出る。
ゲームのルールは簡単。プレイヤーにはまず、2つの異なる選択肢が与えられる。
プレイヤーは制限時間内にそのいずれかを絶対に選択しなければならない。 選ぶことができなければ、その時点で失格。ゲームからは排除(=死)される。
自分への痛みor相手への痛み、知っている苦しみor未知の苦しみ、そして最後は……。

感想

デッドオアキルは、デスゲームものだけど、心理戦とかではなくグロい系。しかしグロい系としても弱目なのでどの層に向けられた作品なのだろうか。ただ究極の選択をせまるという意味ではおもしろい。
短い作品ながらも、それぞれの人間の性格や本性が露わになっていくのはよかった。

良かった点

①ラストがいい。
言及はしないのだけど完璧なラストだったと思う。こういうデスゲーム系では珍しく、バチッと決まったオチ。9回裏ストライク。

②人間を追いこんでいる点
最後まで良い奴もいれば、土壇場で悪い姿を現す奴もいる。表面的じゃない人間の描き方をされていてよかった。カイジとかを読んで、そういうのが好きな人は観ても悪くないかもしれない。

悪かった点

①単純におもしろくない。
僕の感性以上の何物でもないかもしれないのだけど、ずっと拷問のゲームを見せつけられていてもおもしろくない。プレイヤーになんの落ち度もない+いい奴が多いせいで単純に胸糞悪かった。

②バックグラウンドがない。
主人公をのぞけば、お金目当てで集まったプレイヤーたちの目的がほとんどわからない。感情移入がしにくい。逆にこれをテンポの良さと取る人もいるだろう。しかし胸糞悪さを追求するのなら、もっとエピソードを入れるべきだった。

まとめ

結果的に色んな意味で中途半端。これを観るならあらゆる意味でSAWの方がまだいい。デスゲームなら何でもいいと思う僕のような人間しかオススメできない。

あと選択肢のなかに水中で2分間息をとめるというのがあるのだが、絵的にしょぼいと思う。
水中で息をとめてるのを見て何が楽しいんだい?もちろん2分というのは死ぬ可能性あるのだけど、とくに詳しくない人にとっては2分くらいいけるんじゃねえか?と思う可能性ある。
僕も2分ならいけそうかなと思ってしまった。「そこまで悪くないんじゃないか?」と思わせてしまっている時点で色々と失敗だろう。