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映画の感想、評価

【感想】バカリズムライブ「類」【評価】「卓球部の2年か」55点

バカリズムライブ「類」

バカリズムライブ「類」

バカリズムとは?

日本を代表するピン芸人バカリズム。独特なネタのセンスとクオリティの高さで、高い評判を誇る。本名は升野英知であり、ファンからは親しみをこめて枡野さんと呼ばれることもある。似た名前で枡野浩一という生き物もいるがそちらは歌人であり、升野英知とは一切関係ない。
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感想

大きなネタと、小さなネタが交互に収録されいる。2分程度で終わる小ネタ(動画ネタ)もおもしろいのだが、大きなネタを中心に感想を書いていく。

①友達の類 B
テレビでも観たことある「リア充」のネタ。
非リア充自慢で笑いを取るネタはネット含めてたくさんあるけど、リア充自慢で笑いを取る高度なネタ。
簡単に言うと「リア充でごめんな」で笑いを取りにいく。
視点のずらし方はさすが升野さんというところか

②手品の類 A
このDVDに収録されているネタの中で一番好き。
マジシャンが過去の手品についてトークしていくというネタ。口で「○○が消えた」といっても意味ないのに、BGMと合わせることで本当に手品しているかのように演出するのが笑える。
視点のずらし方と発想が素晴らしい。

③上司の類 B
「仕事ををやめたい」という部下が、仕事をやめたいという理由をパワポでプレゼンするというネタ。
段々とノリノリになっていくのがおもしろい。バカリズムのネタは一人なのに、演じていない他の人が、本当にいるかのように見えるのが素晴らしい。

④正義の類 A
正義のヒーローノノシリンダーが戦うのではなくひたすら悪を「罵る」というネタ。
独特のワードセンスがおもしろい。例えが絶妙でじわじわくる。
「卓球部の2年か」

⑤背徳の類 C
昔「ズラシや」をやっていた男が、なぜ「ズラシや」をやめたのかを語るコント。
このDVDを象徴するかのようなコントだと思う。途中のエピソード等おもしろいのだけど、そこまではまらなかった。

⑥反逆の類 C
ロックバンドが自分の言いたいことを歌にして披露するネタ。
これもキラーフレーズが何個かあっておもしろいのだが、個人的にはそこまではまらなかった。

⑦40LOVE B
40歳の独身男が物理的な結婚を諦めて、精神的な結婚をするというネタ。自分の想像力で奥さんを作り生活する。
想像での結婚生活がどんどんリアルに、どんどんずれていくのがおもしろい。
所々リアリティあっておもしろい。ちなみに実際のバカリズムも当時は40歳だったので、究極な自虐とも取れる。
リア充から始まり非リア充で終わるという構成は見事。

まとめ

バカリズムとしては14枚目のライブDVD。けっして全盛期とはいえないが、充分におもしろい。どこから出るんだという発想力と、人間に対する観察力、演技力は最高だと思う。
これだけライブをしてネタがそれほど衰えないのは純粋にすごい。
バカリズムのDVDをはじめて観るという人には「スポーツ」や「クイズ」がおすすめ。