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映画の感想、評価

【感想】シンデレラゲーム【評価】美人とブスでは生涯年収の差は1億円 10点

シンデレラゲーム

シンデレラゲーム

あらすじ

孤島に集められた落ちこぼれアイドル20人が、トップアイドルの座をかけて殺し合いのゲームに参加させられる。島中に散らばったカードを集めて、毎日七時の対戦に勝利せよ。
敗北者は即死亡。
主人公の灰谷沙奈は生きてこの島から脱出できるのか。

おすすめ視聴者

①女の子が出ていればいい
②駄作が好き
③デスゲームなら何でもよい

感想

カードを拾って戦い合うのだが、基本的なルールは「カイジの限定ジャンケン」のほぼパクリ。
カードがじゃんけんのように三すくみになっている。
最初の演説のタキモトも、トネガワの演説を意識しているのだろう。この手の作品にお決まりのように、「なにこれ意味不w」と言うヤツが1人失格で死ぬ。
オプションカードがあるのと、カード自体が島にばらまかれているのが、大きな違いだろうか。

悪かった点

①カードを集める意味ある?
カードを集めさせる必要性がない。むしろ集めさせたいのなら大富豪レベルでカードの価値をつけたほうがいい。
たとえばこれが相手にわざとそのカードを拾わせるなどの、心理的戦略があればいいのだが、もちろんないので、引き伸ばし程度にしか感じない。

②心理戦がない。
脇役が「このゲームは心理戦よ」と言うのだけど、「○○出すよ」と言うレベルでしかない。
グー出すよ→すっと出す→実はちょきでしたてへぺろ。
この流れのどこがおもしろいのだろうか。小学生でももっと高度な心理戦を駆使しているように思う。とくに欲しいものがあるときの小学生は、母親へに対して高度なねだり方を披露するので、この映画観るよりモール行ったほうがいい。

③いやおまえそのカード何枚あるねん
「かぼちゃの馬車」という強制的にあいこに出来るカードがあるのだけど、主人公が十数枚出してくる。
対戦相手が「もうかぼちゃの馬車ないよね?」って聞いてくるのだけど、俺がいいたい。おまえはそんなにかぼちゃの馬車を持って何をしたいんだ?軍隊でも作りたいのか。

④道徳をとくな。
命が生まれる確率は4億分の1とか、そういう命の大切さ的なものはデスゲームにいらないんだ。せめて「今際の国のアリス」レベルでやってくれ。
みんな、ちゃんとわかっててこういう作品みてるから。わかってないやつは何を観てもわからんから。

⑤行動が意味不
行動原理がときどき意味不。狂い方もワンパターン。

良かった点

①運営役の駿河太郎の演技
これはとてもよい。ラストの追い打ちのかけ方は笑える。むしろ駿河太郎だけ出て90分トークした方が絶対におもしろい作品になった。
駿河太郎をキャスティングしたことだけがこの映画の良心である。

②美人とブスでは生涯年収の差は1億円という台詞
事実かどうかは知らないが、ためになった。あと、こういう敵の回し方はすごく好き。