路地裏シネマ

映画の感想、評価

「スパイダーマン:ホームカミング」感想 70点

スパイダーマン新シリーズ

今作で3度目のシリーズ化。ぶっちゃけ「またやり直すのかよ」と思った人も多いはず。そのためか噛まれるくだりと、叔父さんの死はカット。
スパイダーマン独自の作品というよりは、アベンジャーズシリーズの番外篇としての「スパイダーマン」となっている。純粋に「スパイダーマン」としての映画を期待していた分、そこはがっかりだった。
「シビル・ウォー」を未視聴のため、冒頭は置いてかれた感が強い。

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いままでと違うスパイダーマン

明るい

今作のスパイダーマンは、過去シリーズと比べると異様に明るくポジティブ。
ユーモアも飛ばすし、より原作の雰囲気に近いスパイダーマンになっている。
高校生という未熟さともあいまって、個人的には一番好きだ。

ハイテクなスーツ

アイアンマン提供のスーツのためか、至るところに新機能が搭載されている。
時限爆弾のような糸、電気ショックを与える糸……などなど。
今作ではそこまで出番はなかったものの、続編にも色々と期待できる。

真っ二つに割れた船を蜘蛛の糸でつなぎとめようとするシーンがあるのだけど、そのシーンは映像的にも楽しめた。
スイングアクションは期待できる。

蜘蛛型のドローンも時代を反映していてよかった。
siriを彷彿とさせるような、音声アシストの「カレン」との掛け合いも楽しい。

アイアンマンに対する憧れ

今作のスパイダーマンは、自分の待遇に不満を持っている。
もっとできるのに、やることは街の警備だけ。
「親愛なる隣人」ではなく、「世界を救う」存在になりたいと思ってるし、なりたいと思っている。

そんな彼の憧れが「アイアンマン」。
父親のいないピーターにとって、父親のように説教し、ピーターのミスを尻拭いする。
個人的には、アイアンマン>スパイダーマンという図式は少し嫌だった。
これがアベンジャーズシリーズならまだいいんだけど、スパイダーマンの映画を観にきて、なぜ「アイアンマンの方がすごい」という展開を見せられなくてはならないのか……。アイアンマンに対して興味がないせいか、でしゃばり過ぎではないかと思ってしまった。

ストーリーはそこまで良くない

ヴィランがしょぼい

そこまで悪党として強いわけでも魅力的でもなかった。これまでと比較してしまうと一段落ちる。

スパイダーマンの成長物語としてはいい

これからスパイダーマンが活躍する序章としてはいいかもしれない。MJの扱い的にも、本題に入る前の序章というシナリオだ。

結構だれる

アクションシーン→日常パート→アクションシーン……という感じ。
話が膨らんでは萎んでしまうので、途中飽きてしまった。

小ネタはいい

ヴィランの正体が……とか、他のアベンジャーズをいじるネタとか、小ネタは楽しめる。

感想

僕が一番気になるのは「サンドイッチ屋さんのおじさん」である。序盤で焼けてしまうのだけど一切のフォローなし。スパイダーマンのせいでお店が燃えたので、これがのちに敵として出てこないか期待。包丁を振り回してすぐにやられて欲しい。それか、いつまでもいい人であってくれ。