路地裏シネマ

映画の感想、評価

映画「キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム」近未来人狼ゲーム 33点

キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム [DVD]

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あらすじ

舞台は2072年、ロシアのモスクワ。落ち目の人気デスゲーム番組「マフィア」には11人のチャレンジャーが集まっていた。11人中2人はマフィア。毎日1人を処刑していってマフィアが全員死ねば市民の勝ち。逆にマフィアは毎晩市民を殺すことができる。マフィアの数が市民と同数以上になれば、マフィアの勝ちだ。賞金は10億ルーブル。
もちろん、ここでの死はリアルな死を意味する……。

ロシア版人狼ゲーム

設定はほぼ人狼と同じ。市民側の役職はなし。ただし、処刑後にその人物が市民かマフィアかは公表される。
近未来ということもあって、投票された人物が映像で表示されたり、腕に記された紋章のようなものを使って投票するのはおもしろい。

死に方はダンガンロンパ風

処刑で選ばれた人間は、赤い球体みたいな中に吸い込まれていく。そこで自分がもっとも恐れるものを幻覚として見せられて殺される。
普通のデスゲームだったら死に方がわりと定まっているが、色んな死に方で殺されておもしろい。ドラゴンみたいなの戦ったりするし、海に漂流したりする。
もちろん「ダンガンロンパ」ほど派手ではないのだけど、どんな死に方になるのだろうという楽しみはある。

心理戦はほとんどない

人狼ゲームといえば重要なのは心理戦だ。占いという役職がないせいか、処刑の決め方が雑。投票時間の短さ的にも、短期人狼に近いのである程度はしょうがないのだが……。
ただ普通に観てれば誰がマフィアなのかはわりとすぐにわかる。ただ人気番組なら、戦略とか攻略があってもいいと思う。

メンバーはわりと個性的

預言者、余命3ヶ月の男、冤罪の死刑囚、天才的ギャンブラー……。それぞれのキャラ立ちはしっかりしている。だからこそおもしろい展開を期待するのだけど、とくにこれといっておもしろくはならず。天才ギャンブラーはどこが天才なのかさっぱりわからなかった。

終盤が意味不

この映画は何がしたいのだろうか、というくらい謎のオチ。ナレーションがわりと意味分からない。恐らく製作者を倒したいのだと思うのだが……。
ぶっちゃけ続編はいらないだろう。

感想

映像は派手だけど、よくあるデスゲームものという感じ。とくにおもしろいわけでも、つまらないわけでもない。
近未来人狼ゲームという設定自体はよかった。もう少しおもしろくできたのでは?