路地裏シネマ

映画の感想、評価

映画「テラーハウス」感想 アメリカのお化け屋敷 5点

あらすじ

舞台は西ニューヨークで最も怖いとされるお化け屋敷「テラーハウス」
ハロウィンに向けてリニューアルの真っ最中なのだが、徐々に異変が忍び寄ってくる。
テラーハウスの一員でもあるジェイミーは、霊能力者の家系であり、そんなテラーハウスの異変に気づいていた。

感想

序盤10分は最高にいい

お化け屋敷の電気を点検にしてきた作業員の話なのだが、シチュエーションもなかなか素晴らしい。
むしろここだけ観て視聴をやめることをオススメする。
作業員のパートが終わったら「なかなか怖い映画だったね」と、そっと停止ボタンを押すべき。

というのもこの映画の良い点が、アメリカのお化け屋敷の雰囲気を味わえることにつきるからだ。
お化け屋敷のクオリティとしてはなかなかのものだ。映画を作るより、そのお化け屋敷のセットで客を呼んだ方が、よほど稼げるのではないだろうか。

おなじみの地獄の門

内容をざっくり説明すると、地獄の門が開かれようとしているから防がなきゃ、というよくあるありふれたもの。
それをやたら意味わからなく作ると「テラーハウス」という映画になる。
赤外線で追いかける謎の殺害シーン。
主人公ジェイミーにアドバイスをする変な老人。
映画がやりたいことはわかるけど、観客に「?」と思わせるような設定はいらない。

しょうもない死体

ただひたすらしょうもない殺害シーンで水増しをし、しょうもないグロ死体を並べる作業を永遠と見せつけられる。
とりあえず死体だけあればホラーだと思っているのだろうか。
あっさり殺されるため、観ていてハラハラもしない。せめて恐怖で逃げ惑ってくれ。
これならお化け屋敷のセットの映像を90分まわしていた方が、よほど怖いし楽しめると思う。

ラストシーンは出来の悪いスマホゲームの1シーンなのか、と思わせる。びっくりするようなオチでもないし、むしろここで終わるのかと。

アメリカンユーモア

お化け屋敷のクオリティ以外での良かった点としては、ギャグシーンはなかなかよかった。
経験なし、週末出れない、でも美女。即採用みたいな。
あとは、監視カメラが女子トイレまで回っているとか。
ところどころのユーモアは決して笑えはしないけど、退屈を少しは癒やしてくれたと思う。