路地裏シネマ

映画の感想、評価

映画「シャーク・ウィーク」感想 28点

シャーク・ウィーク [DVD]

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あらすじ

突然拉致された八人の男女。連れて来られたのは謎の孤島だった。タイブロンというゲームの主催者が彼らに告げる。
ルールは簡単。島の反対側まで行けばいい。
そうすれば生きて帰ることができる。
が、島にはサメがうじゃうじゃといて彼らに襲いかかる。
島に仕掛けられた罠の数々。果たして八人は生きて島から脱出することができるのか。

感想

サメ×デスゲーム

サメ×デスゲームというのはわりと斬新でよかったんじゃないだろうか。漫画の「ワシズ」のなかで少しあったくらいか。
その分期待値も高いのだけど、デスゲームとしてみた場合ゲームが微妙なのが多い。

たとえば最初のエキストラゲーム。
プールの底に落ちた鍵を15秒以内に拾って、自分の鎖を外して脱出する。
デスゲームとしてはオーソドックス感はあるものの、まあ観ていて楽しめる範囲だ。

しかしこのエキストラゲームがピークなのである。八人が行う第一ゲーム、サメにつけられた鍵を取る辺りはまだおもしろい。
だがこっからはサメがいる海のなかの洞窟をただ突っ切るか、サメを倒すだけ。
せっかく人為的にサメを活用できるというのに、まったくもって活かせてない。

あげくのはてに、なぜか地雷原を走る。主催者はサメで殺したいんじゃないのだろうか。唐突の地雷原は「?」過ぎるうえに、地雷を拾って抱え込むやつがいるのだがそいつに対して周囲の反応が「無」というのも、意味不明すぎた。

肝心のサメがしょぼすぎて笑える

圧倒的CGのサメに笑いしかこぼれない。荒い画像のサメを観て何が楽しいのだろうか。サメ好きはこの映画を観るべきではないと思う。
水が濁りすぎててサメがやってきているという緊張感もない。色んなサメが出てくるのはいいものの、あんまりその特性は活かしてないのでは?
「サメは神聖なものよ」と神妙な顔つきでいう女性が、最終的に単身モリで殺そうとするのも笑える。
サメに脚本が齧られたのだろうかと思うほど、ストーリーはぼろぼろである。

主催の老人タイブロンは良い雰囲気

白髪、白髭、整った顔立ち。怪しさ満点という感じの主催タイブロンはなかなか良い雰囲気を持っていてよかった。いかにもデスゲームを考えそうな風貌である。
肝心のデスゲームはお子様ランチレベルだったが。

まとめ

デスゲーム好きならまだギリいけるかも。サメ好きは「シャーク・ウィーク」を記憶から消して、アクアワールドに行こう。