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ドラマ「陸王」第5話 あらすじ(ネタバレ)&感想

陸王

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陸王とは

原作は池井戸潤の『陸王』
老舗の会社こはぜ屋が、マラソン足袋の開発のために困難を乗りこえていくストーリーになっている。
2017年10月からTBS系列で毎週日曜の21時で放送されている。

前回の感想はこちら
ドラマ「陸王」第4話 あらすじ(ネタバレ)&感想 - 路地裏シネマ

あらすじ(ネタバレ)

陸王開発は、ソウルからアッパー素材探しに移っていた。
一方、長引く陸王開発で、古株であるゲンさんとの対立が深刻化していた。
悩んでいた宮沢は、大地の「逆転の発想」というひと言から、シルクレイを足袋に活かすことを思いつく。ゲンさんの賛同もあり、新しい地下足袋を開発することになったこはぜ屋。
一ヶ月後、こはぜ屋の新しい地下足袋「足軽大将」が発売される。「足軽大将」は口コミで広まり予想外の大ヒットを記録する。

その結果を引き連れて銀行にいった宮沢社長は、大橋課長に三千万円の融資を頼み込む。予想に反して、こはぜ屋を評価した大橋課長は、融資を取り持つことを告げる。しかし融資部長は融資に対して乗り気ではなかった。

「足軽大将」は大量発注されたもの、作業中に古株である「ふく子」が倒れてしまう。代わりに愛弟子でもあった「みさき」が担当を引き継ぐことに。
そして、シルクレイ開発の飯山もまた、借金取りにやられて全治3週間の入院してしまう。「足軽大将」の製造停止せざるを得ない状況だったが、大地が代わりにシルクレイを製造すると宣言する。

シルクレイを製造していく大地だったが、機械に謎のエラーが生じるようになる。悪戦苦闘する大地のもとに、飯山の妻がシルクレイの「設計図」を持ってくる。
それは飯山が絶対に見せようとしなかったものだった。「あとをたのむ」という飯山の思いを受け取った大地は故障している部分を見つけだし、分解することに。
問題の部品を見つけたところに、骨折でボロボロの飯山が姿をあらわす。「本当に大切なのは、人だよ。自分と、自分の仕事に、どれだけ胸をはれるかだ」と大地に告げる飯山。しかし無理がたたってか再び倒れてしまう。

製造機が直り、なんとか発注分二千足のソウルが完成する。
大地はそのまま、一次選考が受かった大手企業の面接へと走り出す。だが、100足近いソウルに亀裂が見つかってしまう。それは故障する直前に作られたものだった。
納品のため、もう一度作りなおすしかない。大地に電話をしてシルクレイの操作方法を聞く宮沢。
大地は倒れる前の飯山の言葉を思い出していた。面接を取りやめ、こはぜ屋に戻ってきた大地は急いでシルクレイの機械を動かす。
こはぜ屋は、なんとか2000足の納品を間に合わせることに成功したのだった。
それは、融資のためその一部始終を見ていた大橋課長の心を動かすことにもなる。

大橋課長が告げた融資の金額は二千万円。予定より一千万円低く、返済も六ヶ月と短期だ。
不平を漏らす宮沢社長に、大橋課長は力不足だと謝る。
が、大橋課長は「陸王」開発のために、アッパーの素材をこはぜ屋に提供する。大橋は「こはぜ屋さんは将来性のある会社だと銀行員として判断しました」と言うと、去っていく。

そのアッパー素材は、織物会社のタチバナラッセルのものだった。シューフィッターの村野とともに宮沢はその会社を訪れ、契約を結ぶ。
そして四代目陸王が完成する。村野は「完璧だ」とつぶやき、こはぜ屋はわきにわく。あとは茂木に履いてもらうだけだったのだが……。

こはぜ屋が「足軽大将」に気を取られている間、練習に励む茂木のもとへ何度もアトランティスの営業社員である佐山が訪れていた。茂木のために作った新しい新型R2も持ってくる佐山。
しかし茂木はこはぜ屋の陸王を脱ごうとはしなかった。
そんな茂木に佐山が持ってきたのは「こはぜ屋の信用調査」の書類だった。いまにも潰れそうな会社だということを知った茂木は心がゆらぎ、新型のR2に足を通す。
そして、ニューイヤー駅伝の選手にも茂木は選ばれていた。

宮沢は村野と息子大地とともに、茂木のもとへ訪れる。茂木は新しい陸王を履いて「本当に最高のシューズだ」とつぶやく。
だが、茂木は陸王を履くことを断る。ニューイヤー駅伝には、アトランティスのR2を履こうとしていたのだった。
茂木選手がいたからこそここまで陸王が開発できた、と宮沢。だから、どっちを履いても茂木を応援すると宣言する。
大地は茂木に向かって「こはぜ屋を信じてください」と頭を下げる。

そして、第62回ニューイヤー駅伝が始まる。
アトランティス社の裏回しもあり、毛塚が茂木と一緒の六区を走ることになった。
こはぜ屋の面々は、茂木を応援しにやってきていた。
茂木はどっちのシューズを履いているのか、緊張する面々。
バスから降りてきた茂木が履いていたのはR2だった。落胆するこはぜ屋だったが、茂木はふと立ち止まり、バッグから陸王を取り出す。
茂木が選んだのは陸王だったのだ。
それを見たアトランティスの佐山は激昂するも、茂木は「俺はただいいシューズを履きたい」と告げるのだった。

感想

ついに大橋課長がデレた。そこが一番の注目ポイントだったんじゃないか、と。
冷酷だけだと思っていた大橋課長の株が急上昇した感じだな。彼は彼で誇りを持ってやっていたとわかる良い回だった。

そしてゲンさんね。やっとゲンさんと仲直りできてホッとした。茂木選手が陸王を履いたときの喜びっぷりに思わず注目してしまったよ。

あと、陸王は毎回カメラワークが良い。さりげなくだけど、ちゃんと心情に合うショットを撮っている。
ニューイヤー駅伝のメンバーが発表されるシーンで、瞬時にカメラワークが切り替わるように撮ったりして、緊張感が伝わるようにしている。
カメラワークをとくに気にしていない人は、次回から気にしてほしいかな。

残念な点は、今回も芸人が登場したところ。1人や2人ならいいいんだけど、毎回出されると気もち的に萎えてしまう。名は知られていないけど良い役者なんていっぱいいるだろうに。
個人的には、佐山役の小籔は演技ともかくとして役どころとしては合っている気がする。