路地裏シネマ

映画の感想、評価

映画「シャーク・ナイト」(2011)感想 38点

シャーク・ナイト (字幕版)

シャーク・ナイト (字幕版)

ネタバレなし

見所「サメを使った殺戮映画」

サメ映画と言うと「ジョーズ」をはじめとした野生のサメのものが多い。海でバカンスを楽しんでいたらサメが現れてパニック。
人間vsサメという緊張感あふれる戦いが見ものとなっている。

しかし「シャーク・ナイト」のサメは、人為的なものだ。意図的にサメで人間を襲わせているのである。
劇中では、海にいたらサメに襲われたというシーンももちろんあるけど、拷問的にサメが使われているシーンがメインになっている。

無理やり海に落とす。檻の中に入れるなどなど……。

一応「46種類のサメ」といううたい文句はあるけれど、劇中に出てくるのはせいぜい6匹程度だろうか。
そしてサメが映る映像もほとんどないので、サメ好きにはそれほど楽しめるものではないだろう。
あくまでサメを使ったパニックホラーという出来になっている。

シナリオはオーソドックス極まりないため評価には値しないが、映像の撮り方はわりと凝っている。
とくに登場人物の一人がするウェイクボードのシーンは、雄大な自然の景色とあいまって見ているこっちも気持ちよくなるほどだ。

水中カメラの映像も程よく、サメのcg感はほとんどないため、緊張感、恐怖感としてはよくできている作品だと思う。

あらすじ

大学の秀才であるニックは、友人に誘われてクロスビー湖にバカンスへやってくる。そこはニックが片思いをしているブロンド美女サラの故郷でもあった。ジェットボートを乗りまわし、休暇を楽しむ彼らだったが、仲間の一人マイクがサメに襲われるという事態が起きる。

ネタバレあり

感想

湖で、サメに襲われた大学生。
実はそのサメを放ったのが地元のダイバー二人であるという展開になるのだが、この二人がいい感じに狂っていて良いなと思う。

デニスなんか普通に仲間を刺してしまうし、サラが語るエピソードに出てくるデニスもいい感じに不気味だ。

それにしてもなんで急にサラは故郷に帰りだしたのか?
これがめちゃくちゃ謎。
もうそろそろいいかーという感じなのだろうか。それにしてはかなりトラウマを持っている感じだったが。

ここら辺普通にスルーされていて気になる。

あと、大学生がみんな良いやつ過ぎる。自分のことを考えている人なんて中盤で殺されたベスしかいなかったんじゃないだろうか。主人公のニックは医学的知識を持っている上、海に飛びこんで切り取られた腕を拾う度胸あるし。
犬含めて、良いやつばかりだったと思う。

悪役3人集がやられるお決まりの展開だったが、これで彼らやられなかったら超胸糞映画だったろうな。
もしかするとそっちの方が、評価は高くなっていたかもしれない。ただ、個人的にはB級映画でしかも胸糞になるだけの作品なら最悪以外の何物でもないのだが。