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映画の感想、評価

ドラマ「陸王」第6話 あらすじ(ネタバレあり)&感想

陸王

陸王

陸王とは

原作は池井戸潤の『陸王』
老舗の会社こはぜ屋が、マラソン足袋の開発のために困難を乗りこえていくストーリーになっている。
2017年10月からTBS系列で毎週日曜の21時で放送されている。

あらすじ(ネタバレあり)

ついに始まったニューイヤー駅伝。茂木が所属するダイワ食品は、第2走者のオリク選手の活躍もあり第3位に躍り出る。応援ブースでは、靴屋の有村と飯山も姿を見せ、こはぜ屋の応援はさらに加熱していた。
ところが四区エースの立原にアクシデントが生じる。足の不調を感じた立原は健闘むなしく8位で次の走者にタスキを渡すことになった。

第六区を走る茂木は、走る準備のために移動をしようとしたのだが、そのとき毛塚が姿を現す。自分の靴と茂木の「陸王」を並べて「勝つ気あるの?」と笑う毛塚。茂木は無視してその場を去る。

茂木が第六区のスタート地点に立つと、こはぜ屋の応援が飛んでくる。それに笑顔でうなづいた茂木はタスキを受け取ると、走りだした。
茂木の走りは好調で次々と他の選手を抜いていく。そして、とうとうライバル毛塚選手のすぐ後ろまでやってきていた。
並走する両者だったが、茂木は向かい風を感じとると、毛塚の後ろにつく。しばらくそうしていた茂木だったが、残り1km地点でさっそうと毛塚を抜き去った。向かい風を利用して体力を温存していたのだ。
茂木は脅威の五人抜きを見せ、区間賞を飾る。

そしてタスキは引退する平瀬に移る。平瀬は最後まで走り抜き、ダイワ食品は、ニューイヤー駅伝2位という好成績を残した。
アトランティス社の小原部長は「足袋屋をつぶせ」と、部下の佐山に告げる。

ニューイヤー駅伝が終わり、茂木選手のもとを訪れた宮沢親子。最高のシューズだと「陸王」を褒めたあとで、これからはこは屋さんの力になることを宣言する。
こはぜ屋では祝賀会が開かれ、ついに宮沢社長は「陸王」の商品化を決意するのだった。

ニューイヤー駅伝翌日の記事。茂木が一面を飾ると思いきや、どこのスポーツ紙も「毛塚不調」がトップニュースになっていた。
一週間後、「陸王」が店頭に並ぶもののまったく売れず、大徳デパートにもランニングシューズとして置くことを断られてしまう。

アトランティス社では「陸王」の分析が行われていた。データもまた陸王がRⅡを勝っていることを示していた。すぐに陸王の技術を流用しようとするものの「縫製技術」だけは機械では追いつくことは不可能だった。

売れ行きがまったく伸びない陸王だったが、新しく2人のサポート契約の申し出があった。しかし、人数が増えればコストも増える。1人80万円。
迷う宮沢だったが、「やるべきでしょう」と息子大地が背中を押す。
それに応えるように、それぞれにあった最高のサポートをする、と宮沢は決めるのであった。

陸王のアッパー素材を担う「タチバナラッセル」に、アトランティス社がせまってきていた。
小原部長は、タチバナラッセルの社長である橘に契約をもちかけてきていた。断ることを決めていた橘だったが、100倍の取引をする、という小原部長の言葉に心がゆらいでしまう。
宮沢は、銀行員大橋課長からそのことを知り、息子とともに車を走らせる。
目的地はタチバナラッセル。そこで橘社長から「3月いっぱいで取引をやめる」と告げられる。
タチバナラッセルの業績はけっして良いものではなく、橘社長は会社のためにアトランティス社と契約を結んだのだった。
「大迷惑だ」とキレる宮沢社長はそのまま去ろうとするのだが、そこにアトランティス社の小原と佐山が姿を現す。
タチバナラッセルの素晴らしい技術をちゃんと活かしてほしい、と頭を下げる宮沢社長。それを聞いていた橘は涙ぐむ。彼らのためにもアトランティスとの取引を誠心誠意取り組むと決意し、去っていく宮沢に頭を下げ続ける。
大地は、俺が新しいアッパー素材を探すよ、と父の背中に声をかけるのだった。

感想

とうとうここまで来たか、という前半戦。
まさかの裏切りの後半戦、の二部構成だったかな。

個人的には、タチバナラッセルとの付き合いが浅すぎて、裏切りに対する驚きがなかった。もっと親密な関係を築けていたら、もっと心が揺さぶられたかもしれない。

今回はちょっと主要人物以外は影が薄かったかな、と。大地はすっかり父親についていくようになって、それはそれでかわいい気もする。序盤の喧嘩はなんだったんだ。

このドラマの最後はやはり「陸王」が大ヒットして終わるのだろうか。できればアトランティスを完膚無きまで叩きのめして欲しいが……。
ピークを過ぎた感もあって、できればここからもう一、二回くらい盛りあがりがあると嬉しい。