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映画の感想、評価

映画「ナタリー」感想 ヒロインがかわいすぎる映画 75点

ナタリー [DVD]

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ナタリーとは

主演はオドレイ・トトゥ。あの「アメリ」のアメリですよ。今回は「ナタリー」のナタリーですよ。あれか、トトゥさんは、名前がタイトルになる呪縛でもかかっているのか?
アメリでは少女ぽっさの強かった彼女もすっかり大人になりました。

この映画はラブコメなんですけど、とにかく何といってもヒロインがかわいい。ヒロインに注目して観ていただきたい。
え、やっぱりオドレイ・トトゥはかわいいよな、って。ちげーよ、ヒロインはマーカス(フランソワ・ダミアン)に決まってるだろ。
髭モジャのおっさんがヒロインです。

マーカスのかわいい点

マーカスについて説明すると、ナタリーの同僚というか部下なんですけど、ひょんなことからナタリーに恋してしまうんです。
ナタリーは美人の未亡人。対して、マーカスは冴えない陰気な男。いわゆる非モテですね。
どう見ても不釣り合い。しかし、映画を観ていくうちにマーカスのかわいさがナタリーを超えてくるんですよ。

①チャットにも関わらず香水をふりかけるマーカス

ナタリーからチャットが届くんです。そしたら、マーカスは自分に香水をふりかけるんですよ。
それだけでもおかしいのに、極めつけは間違えて「怒り」の絵文字を送ってしまうところ。「あ、まちがえちゃった」とすぐに「笑顔」の絵文字を送り返してニンマリですよ。

②ナタリーと夜景が美しすぎて逃亡する
ナタリーと芝居を見たあと、一緒に散歩するマーカスなんですが、「キミはうつくしい」と言ったのち「ありえない」と言って、逃亡します。
さすがのナタリーも「( ゚д゚)ポカーン」ですが、観ているぼくも「( ゚д゚)ポカーン」です。

③「きれいな髪だ。その中で休みたい」など数々の名言を残す。

それも急に真顔で言ってくるんで笑うしかないです。個人的に好きなのがありまして、マーカスが喧嘩をするんです。それで殴られてしまう。ナタリーが心配そうに「怪我はないわ」と言うんですが、それに対するマーカスの答えがこちら。
「きっと内部損傷で死ぬよ」
笑うしかない。

④同僚の誕生日に巨大な花束を送ってドン引きされる

マーカスのなかにいったい何があったのでしょうか。めっちゃいいやつだと言うことは伝わってくるのですが「本当に変わりものだわ」という評価を下されます。
映画のなかで、マーカスが本当にかわいそうなんですよね。
社長がナタリーにいい感じの人がいることを知って、マーカスを呼び出すんです。で、マーカスが社長室に行く。そしたら社長は「アポがあるからまたにしろ」って言うんです。社長はナタリーみたいな美人がこんな冴えない男を好きなるわけがないと思っているんです。だから、マーカスに気づかない。「いつマーカスは来るんだ」と秘書に聞いて、唖然とされます。

⑤人格が素晴らしい

マーカスは言葉の切り返しに対するユーモアが抜群。サプライズも上手く、相手の話を聞けるやさしい人物なんです。
マーカスはわりと滑稽に描かれているんですけど、観ていて「彼をバカにして笑う」っていうのは全然ない。
むしろどんどんマーカスが好きになってくる映画ですね。

もちろんオドレイ・トトゥもかわいいです。「アメリ」とは違って、最愛の夫を失って少し陰のある女性を上手く演じています。
美しさの方向性としてはオードリー・ヘップバーンに似ている気がします。品の良さがありますね。

映画としての評価

原作の良さ、脚本の良さ、もあるんでしょう。ストーリーラインについては文句ないです。一般のラブコメとはちょっと違うかな。
ウェットの効いた会話、小粋な演出、どれを取ってもセンスが良い。「アメリ」を撮ったジェネ監督にはかなわないものの、余計な映像表現がない分わかりやすいです。
個人的にはかなり好きな部類の映画ですね。