映画「スイス・アーミー・マン」(2016)感想 80点

スイス・アーミー・マン(字幕版)

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「スイス・アーミー・マン」とは

ダニエル・ラドクリフの怪演が光るぶっ飛びすぎの映画

これはもう好きとしかいいようがないですね。序盤からぶっ飛びすぎていて笑うしかない。

あらすじ

無人島にたどりついた主人公ハンクはその孤独感から自殺しようとしていた。浜辺に死体(ダニエル・ラドクリフ)が漂着する。
死体はガスで膨れ上がっており、お尻からは絶えずおならが出ていた。
ハンクは死体をジェットスキーのようにして無人島から脱出するのだが……。

首吊り自殺をしようとしたハンクの前で、ダニエル・ラドクリフがひたすら放屁をするんですよ。
しかもその放屁を利用して猛スピードで島から脱出するんですよ。
こんな最高の映画はないんじゃないかと思います。

とにかくダニエル・ラドクリフが万能すぎる。
タイトルから想像がつくとおり、ダニエル・ラドクリフはスイスアーミーナイフの役割を果たしているんです。
擬人化ではなく擬物化という高度な比喩表現を使っている。

とにかくダニエル・ラドクリフが「使われる」たび、腹から声だして笑ってしまいました。

ダニエル・ラドクリフの一物が方位磁石になるんですよ。

こんなクソ映画(褒め言葉)はないです。

真面目な話、「スイス・アーミー・マン」はかなりすごい映画です。
発想がやばい点。そしてその発想を実現した点。ハリー・ポッターのイメージが強い、あのダニエル・ラドクリフを死体役として起用した点。
まさに鬼才だと思います。

しかもこの映画は笑えるだけではなく、不思議と感動できる良い映画でもあるんですよ。
ということでおすすめです。

ネタバレあり感想

good

ダニエル・ラドクリフの変人の演技がすごい。様になっている。これ観たあとハリー・ポッター観たら逆にそっちの方がおかしく感じられるかもしれない。
ダニエル・ラドクリフが「使われる」んですが、動きが良すぎる。CG使っていると思うんですが、ダニエル・ラドクリフのしなやかさに笑うしかない。
テンポ良いし、合間の曲もおかしいんですよ。「君の脳に登りたい」とかいうワードも出てきたりとか。

とにかく最初から最後まで気が狂っている。
女装して二人でバス作ったり家作ったり。こいつらは遭難しているのに何をやっているんだ、と思う。
最後に「なんなの」と言うセリフが、サラから出てくるわけだけど、本当に「なんなの」という映画。
ラスト、みんなが真剣な表情をしていくなか、放屁で海へ帰ってくるダニエル・ラドクリフは圧巻でした。無駄に壮大なBGMを使いやがって。

こういう変な映画がいっぱい出てくると、個人的には嬉しいかな、と思います。

bad

最後の方の展開がかったるかったかな。もうちょいテンポ良く進んでもよかった。
あと、ストーリー自体はそこまでおもしろくないかもしれない。枝葉の部分は、変わっていておもしろいんだけど幹の部分は王道かな。幹の部分まで狂っていたら、みんなついていけないと思うけど、もうちょい大きな展開が欲しかったかな。
ハンクはなんで無人島に漂着したんだろうか、という謎も気になる。

個人的なツボにはめちゃくちゃはまったけど、万人受けはしないだろうな、と。
ほんとうに最高のクソ映画でした。

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