映画「ファンタスティック・プラネット」(1973)感想 71点

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ファンタスティック・プラネットについて

「ファンタスティック・プラネット」はフランス&チェコスロバキアのアニメ映画なんですが、とにかく作画がやばいです。
設定もすごくて、ドラーグ族というのがいて、惑星を支配しているんです。人間が虫けらのように扱われているんですね。

母親が赤ちゃんを抱いて何かから逃げているところから映画はスタートするんですが、すぐに母親が殺されてしまいます。ドラーグ人の子どもに遊ばれて死んじゃうんですね。
「あれ、死んじゃった。つまんないな」という感じです。
赤ちゃんも殺されかけるんですが、偉い人の娘に拾われます。「人間の赤ちゃんだー。かわいいー。ペットにするー」っていう感じです。

で、その赤ちゃんが大きくなってドラーグ人に立ち向かうっていう話になります。ドラーグ人の方も「人間って知性あってやばくないか」ということで殺戮の準備が始まっているんですよね。

人間vs巨大なドラーグ人。
惑星の虫や花も、すごいんですよ。死の星っていう感じがします。

作画も設定も世界観もぶっ飛んでいるんですが、展開はそこまでおもしろくはありません。
観て楽しむ美術的な映画ですね。
開始十秒で好きな人は好きだろうし、嫌いな人は嫌いなんじゃないかと思います。

宮﨑駿の「風の谷のナウシカ」にも影響を与えたとも言われているので、ジブリ好きな人はチェックしておいた方がいいかもしれません。

あとは、志人の「禁断の惑星」のpvにも使われていますね。

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ネタバレあり感想

鳥を巻きつけて戦うシーンがあるじゃないですか。あそこがわりと好きですね。普通に戦えよ、って思いました。

ストーリー自体はオーソドックスという感じで、そこまで好きじゃないんですよね。
「ファンタスティック・プラネット」の期待値だと、もっと変わった展開が欲しかったと思います。

ベタならベタで、ドラーグ人の娘ティバと、主人公テールの再会が見たかったですね。テールは、ティバに対してどう思っているんだろうか。そこら辺も見えにくかった。母への復讐と、ティバへの感情で揺れ動くテールも見てみたい。ただそうすると、映像が活きないかもしれないので難しいですね。

ファンタスティック・プラネットの観光映像みたいなのでも、充分楽しめたかもしれない。
シュルレアリスム的な世界観はたまらないんです。

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