映画「帝一の國」(2017)感想 80点

帝一の國

ネタバレなし感想

漫画の実写化という意味では、かなり成功した映画なのではないだろうか。
観た人の評価も良く、興行成績も良く、個人的にも満足度が高かった。

パッケージを見ると女性向けのように思われるかもしれないけど、男性でも楽しめる。むしろ政治色の強いギャグ映画なので、男性向きとも言えるだろう。

僕としては「めちゃくちゃおもしろいから観てくれ」と言いたくなる映画だった。「今年の邦画は不作」と言われているが、是非とも「帝一の國」を見てから判断してほしい。

ギャグあり、熱さあり、策略あり、予想外な展開あり、裏切りあり、どんでん返しあり、おもしろい要素がすべて詰まっている。
「選挙戦」を題材に、ここまでおもしろくしたのはすごい。

この映画を観たあとに原作漫画も全部読んだのだけど、映画は映画で素晴らしく、漫画は漫画で素晴らしい、というまさにWin-Winの関係だった。

漫画の名台詞を映画では効果的に使用していたり、菊馬とのライバル感がわかりやすかったり、映画のオリジナル要素がことごとく上手くいっているのがすごい。

漫画は漫画で細かい流れや、映画では描かれない主人公赤場帝一の選挙戦や、夏合宿のエピソードなど、すこぶるおもしろい。

漫画観た人も映画を楽しめるし、映画を観た人も漫画を楽しめる。
「実写映画化」の答え、とも言える作品。

自分の中では、「のだめ」の成功以上の成功だった。

とくにキャストが全員はまり役なのがすごい。違和感が0に近い。そしてキャストもかなり豪華。いまの売れっ子俳優がほとんど出ている。

惜しむ点としては、終盤が駆け足すぎた点。ただこれは漫画を読むと、いろんな意味で仕方ないかなと思う。ここで変なオリジナルストーリーいれられるよりは良かったんじゃないかな。ただこの映画の脚本家と監督だったら、おもしろいオリジナルストーリーもできたように思う。
前後編にしないで、ちゃんと終わらせたことに関しては素晴らしい。

テレビで放映されたらかなり人気でるんじゃないだろうか。
食わず嫌いしないで、是非観てほしい映画。

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ネタバレあり感想

漫画にはなかった要素としては、親子でのテストの見せあい、ドアの蹴破り、菊馬との殴りあいが良かったかな。
あと最後のセリフも最高だった。良い感じで終わるのかと思ったら、帝一らしいセリフをぶっこんで来たり。
なんというか「おもしろかった」としか言いようのない映画だった。

もし、オリジナルがあるとしたら、帝一が生徒会長になったアナザーも観てみたい。
それか普通に弾生徒会長での話でも良い。

個人的にはここ数年公開した邦画のなかではぶっちぎりのベスト。
一番満足することができた邦画だった。

帝一の國

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