陸王 最終話 あらすじ(ネタバレ)&感想

陸王

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陸王とは

原作は池井戸潤の『陸王』
老舗の会社こはぜ屋が、マラソン足袋の開発のために困難を乗りこえていくストーリーになっている。
2017年10月からTBS系列で毎週日曜の21時で放送されている。

あらすじ(ネタバレあり)

フェリックスの御園社長と会談するアトランティスの小原部長。こはぜ屋が買収を断ったことを聞き、「これで終わりでしょうな」と笑う小原。
しかし、御園のこはぜ屋の評価は「意外としぶといかもしれませんよ」というものだった。
御園は、RⅡより陸王の方に可能性を感じていたのだ。
御園は小原に向かって、仮にこはぜ屋と買収したとしても、アトランティスと取引するつもりはないことを告げる。

こはぜ屋の面々は、陸王の売り込みを続けていた。しかし、一億円の設備投資の壁はどうしても高く、どこも断られてしまう。
そんななか、ツルガヘルメットという会社が融資に興味を抱く。だが、そこもアトランティス社の根回しによって、融資を断られてしまうのだ。

シューフィッター村野もまた、茂木へ陸王を渡すことができなかった。「茂木を惑わすことはできん」と監督に断られていたのだ。

宮沢社長の一人息子である大地は、第一希望であるメトロ電業の一次審査を突破していた。しかし、その紙をゴミ箱に捨てていた。
大地の妹であるあかねから、そのことを知った飯山は「チャンスを自分から手放すんじゃねーぞ」と大地に言う。
飯山は、新しいシルクレイの設計図を書いていた。

こはぜ屋のものとに銀行の支店長と、大橋課長が訪れていた。
設備投資に億単位の赤字はリスクが高い、という話だった。
その途中、御園社長から「アイデアがある」と電話がかかってくる。

フェリックスのもとに訪れた宮沢と銀行員坂本。
御園社長は「3億円融資する」ことを告げる。買収ではなく業務提携だった。
しかし、それには厳しい条件があった。
融資した3億円の返済期限はたった5年であり、もし5年で3億円返済できなかったらこはぜ屋はフェリックスの傘下に入らないといけない。
戸惑う宮沢に向かって、御園は「リスクのないところにビジネスはない」と力強く訴える。

こはぜ屋の面々は、その話を聞き論争が起きていた。
そんななか、目を閉じ続ける宮沢社長。
目を開けると「俺はフェリックスからの融資を受けたい」と宣言する。
諦めずに挑み続ければ必ず道は開ける、と。
宮沢の思いは「こはぜ屋ののれんと陸王を守りたい」というものだった。
宮沢社長についていくため、みんなは立ちあがる。

豊橋国際マラソンのインタビューに茂木は出ていた。
そんななか、「RⅡにした理由」を尋ねられる。口にしようとする茂木を制すように佐山が出てきて、無理やり取材を終わらせる。

宮沢社長は3億円の大金にうなだれていた。
こはぜ屋のヤスが近づき、「豊橋国際マラソンについて」尋ねる。
宮沢社長は「もちろん行くよ」といって、こはぜ屋の面々を喜ばせるのだった。
「茂木へ、またサポートしましょうよ」という言葉に、宮沢は難色を示す。
宮沢の出した答えは「会社がどうなるかわからないからサポートしない」というものだった。
それを影で聞く村野。視線は陸王へと注がれていた。

豊橋国際マラソンを明後日に控えた茂木のもとへ、村野が訪れる。
シューフィッターとして自分が間違っていると自覚しながら、紙袋から陸王を取り出して茂木に渡す。
それは「最後であり最新」の陸王だった。
茂木はありがとうと言い、「でもいまの俺はこの陸王を履けない」と言う。

こはぜ屋で一人作業している宮沢のもとに大地が訪れる。
応援だけでも必至にやらないとな、という宮沢に、「その日行けない」と大地は口にする。
メトロ電業の最終面接の日だった。喜ぶ宮沢。大地は、終わったら駆けつけると言う。

豊橋国際マラソンの日。
大地は、最終面接に陸王を持っていっていた。開発したときの話を面接官にする大地。
「君はこの仕事を継ぎたいんじゃないのかい?」と問われる。

RⅡを履く茂木。
完走はしろよ、と毛塚が煽る。
茂木の様子を見にいく村野と宮沢。
宮沢は、茂木さんがいたから陸王に挑戦することができた、と礼をする。
お守り代わりに、と靴紐を渡すのだった。

そこにアトランティスの小原部長がやってくる。
茂木は、小原さんにRⅡを履けないと謝る。
カバンから陸王を取り出す茂木。
「俺はこの陸王を履きます」と宣言する。
「いまのこはぜ屋さんは2年前の俺なんです。もし俺が陸王を見捨てたら裏切ることになる」と。

動揺する小原部長は、「シューズの性能で判断するんだ」と言う。
性能は変わらなくても「込められた思いは陸王の方が上」と口にし、「俺はこれからもこはぜ屋さんと一緒に走りたいんです」と宣言する。

選手がスタートラインに向かう。そんななかに陸王を履いて出てくる茂木がいた。こはぜ屋面々は驚きと感動に包まれる。
茂木は、こはぜ屋面々に頭を下げる。

中継で見ていた佐山は、茂木のもとへ行こうとするが、監督と陸上部の面々が立ちふさがる。サポート契約の裏切りだ、と主張する佐山に対し、監督は「かまわん」と言う。
「選手の邪魔をするな」

スタートラインに立つ毛塚は、茂木の陸王を見て「いい靴なんだなそれ」とつぶやく。茂木は「最高だ」と返事し、選手はいっせいにスタートする。

茂木も毛塚も、あえてペースを落として体力温存していた。
25km。トップはケニア勢だった。そこに毛塚が出ていき、日本人トップへ踊り出る。
30km。一位のサイラスを追う毛塚。給水を犠牲にしてまで追いつこうとする。

応援していた村野はあることに気づきマップを取りだす。
茂木は上り坂で勝負に出るつもりだ。

村野の読み通り、茂木はペースアップして次々と抜いていく。
そして、3位にまで踊り出る。

35km。給水ポイント。毛塚がボトルを落とすという致命的なミスをおかす。
茂木が毛塚にせまってくる。
毛塚にボトルを渡す茂木。ためらって毛塚がボトルを受け取る。

38km。いまだ並走する二人。抜いては抜き返す。お互いに笑顔だった。

40km。面接が終わり、大地が到着する。
そこは、陸王がはじまった場所、茂木が倒れた場所だった。
宮沢と大地は、その場所で茂木が走っていく姿を応援していた。

1位のサイラスが足を故障して倒れる。それを見た茂木。自分が怪我した場所でのシンクロに、動揺する茂木。
毛塚がおいていく。
そこに大地と宮沢の声が茂木に届く。
「陸王を信じて走れ」
その言葉に、うなづく茂木は走り出す。

ゴール地点。
あと少しのところで、茂木が毛塚を抜いてゴールする。ゴールした茂木を抱く監督。
よっしゃー喜ぶ大地と宮沢も、お互いに抱き合って喜んでいた。

毛塚は「つええな」と手をさしだす。「次は俺が勝つ」と言い残し、去っていく。

拍手する佐山を目で制す小原部長。
茂木選手のインタビュー。たくさんのおめでとうが、茂木に届く。
今の気持ちを聞かれて、茂木が語りだす。
いま僕がここに立てているのは、チームのみんなと、この陸王に支えられました。
こはぜ屋のみなさんに優勝を捧げたい。

数日後。
こはぜ屋に鳴り止まない電話。すべて陸王の発注のものだった。
大地は「メトロ電業受かったよ」と宮沢に告げる。喜ぶ宮沢だったが「断ろうと思う」と大地。
「こはぜ屋の仕事続けたい。陸王開発以外のおもしろい仕事はない」
俺をこはぜ屋で働かせてください、と頭を下げる大地。
しかし宮沢の返事は「おまえはメトロ電業に行け」というものだった。
うちではできない知識を得てこい、という宮沢。
わかった、と大地。勉強してくるよ。
「これからが本当の戦いだ」と宮沢。
大地は、「お世話になりました」と頭を下げる。

1年後。
アトランティス社の小原部長は、左遷の勧告を受けていた。佐山も、一から勉強して出直すと小原部長のもとを去っていく。

こはぜ屋に、第二工場が出きていた。
30億円も売上があり、従業員も20人から60人に増えていた。
宮沢は、東京中央銀行に乗り換え、フェリックスと対等に渡り合おうとしていた。

東日本国際マラソンの日。
テレビの前に集まり、茂木を応援するこはぜ屋。
「走れ陸王」と宮沢は応援するのだった。

感想

とうとうきたか最終回。
総評としては「陸王」すごいおもしろかった。

ただ、最終回にそこまで感動がなかった。良い最終回だと思うけど、おもしろい最終回ではなかった、という印象です。

感動としては、陸王が完成したときや、陸王を茂木選手がはじめて履いたときの方が強かった。
なんというか最終回の感動は、初見じゃないんですよね。
茂木が毛塚に勝ったのも、茂木が陸王を選んだのも、すでに見ているシーンだからか、心が揺さぶられるほどの感動はなかった。

前回、御園社長とメンチを切ったわりには、結局融資になるんか、とも思った。
あのバトルの後で、御園社長が心変わりするようなシーンがあれば別なんだけど……。
そしてその御園社長のせいで、小原部長に小物感が出てしまったのも痛い。
フェリックス騒動のせいでアトランティス自体も影が薄くなったし。

御園社長自体はいいキャラクターなんだけど、話自体はおもしろくなくなったかなと思う。
宮沢社長が自力で融資をもぎとり、陸王を輝かせていたらもっと良いラストになってたんじゃないかな、と。

と、不満も書いたけど、全体を通してみたら、すごい楽しんだドラマだった。
経営×マラソンっていう組み合わせはおもしろいし、キャラクターもそれぞれ個性があって良かった。

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