映画「エレベーター」(2011)感想 38点

エレベーター(字幕版)

クソガキ映画

49階で急にとまったエレベーターに閉じ込められた男女9名。
救助を待つ彼らだったが、エレベーターの中に爆弾があることが明らかになり……。

閉じ込められ系スリラーなのですが、とにかく見所としては「クソガキ」があまりにもクソガキすぎるところに注目していただきたいと思います。
会長の孫(小学校低学年くらい)が出てくるんですが、まあえげつないほどのクソガキ。
ちなみにグーグルで「映画 エレベーター」と検索すると、予測候補にクソガキが出てきます。

会長もまあクズ。投資で人を騙して巨額の富を得るわ、無能だわ、血筋からいってクズ家系です。

まずエレベーターが急にとまったのは、このクソガキが非常停止ボタンをわざと押したからです。
しかも、その理由が閉所恐怖症の人を怖がらせるため。
いやはや、なかなかのサイコです。
そのクソガキのせいで、大人全員が迷惑をこうむり、生死の危険が犯されます。
しかも、ネタバレになるから言えないのですが、とにかくこのクソガキがさりげなく状況を悪くする。しかも、反省することなく、知らぬ存ぜぬですからね。

ここまで子どもを悪く描けるのは、逆にすごいと思いました。
この「エレベーター」の映画で唯一褒めるところは、そこですね。

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ネタバレあり感想

ここからはネタバレありになります。

一人を犠牲にして助かるわけですが、クソガキは助かった安堵のせいか笑顔を浮かべます。
それを見た閉所恐怖症の人が「おい見たか、笑ってるぞ」と、嬉しそうに言うわけですね。
いやいやいや、おまえ自分のせいで2人死亡、1人重症、という最悪な結果に終わったのに、まったく罪悪感を得てないってどうなんだ?

この監督は、ハッピーエンドにしたかったんだろうか。それともクソガキのクソさをアピールしたかったんだろうか。
それはわからないけど、まったくもって胸糞悪い映画でした。
「子どもだから何でも許される」という風潮をディスっている映画としては最高です。
もしかすると、そうかもしれない。
だとすると、わりと良映画なのですが、判断しにくいですね。

映画としては、わりと落下しても爆弾が爆発しなかったり、閉所恐怖症の男がまったくそれらしさを中盤以後見せなかったり、妊婦が衝撃のときに胎児の心配をいっさいしないなど、なかなか粗が多いものでした。

まあでも、楽しめたと言えば楽しめたかもしれないです。

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