映画「リアル人狼ゲーム」(2013)感想 37点

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映画版「人狼ゲーム」

人狼ゲームの映画作品として有名なのは、川上亮原作の「人狼ゲーム」シリーズでしょう。
川上亮原作の方が「長期人狼」と呼ばれる、昼と夜の概念が同じ何日がかりの人狼ゲームであるのに対して、こっちは短期人狼をモチーフにしています。

20分ごとに「夜」と呼ばれるターンがあり、人狼が村人を襲います。
村人は「昼」の処刑で、人狼を殲滅できれば勝利というルールですね。

この映画では、村人4人、人狼2人、占師1人、騎士1人、というふうに男女8人に役割が振られています。

舞台は倉庫のような薄暗い空間であり、しょっぱなから村人一人が首をナイフで刺されて死ぬところから始まります。
雰囲気はかなりGOODなんじゃないでしょうか。

この手の映画では不鮮明になりがちな「どうして選ばれたのか」という理由も、「アイドルの死に関わっているから」と序盤で明かされます。
散々引っ張ったあげく「お金持ちが賭けにしている」というありきたりな理由よりかは、数段マシという感じですね。

さらに、死んだアイドル「江藤エナ」へ対するそれぞれの証言から、人狼をあぶり出そうとしたり、「人狼の探し方」という点で、ユニークなアプローチをしているところが好印象。
それ以外にも「反応がはやすぎる」とか、納得できる理由で処刑される人物が決まっていくので、わりと優秀な映画だと思います。

惜しむらくは、中盤以降ですね。江藤エナの方へ引っ張られて「人狼ゲーム」自体がおもしろくなくなってしまったところ。
そうそうに心理戦の放棄をしてしまったところが惜しいと思います。さらに「人狼ゲーム」として破綻の色が強いのもマイナスでしょう。

僕の期待値がかなり低かったせいか、それなりにおもしろい映画でした。
ただ、色々雑だったり、矛盾点や「へ?」みたいなところがたくさんあるので、万人にはオススメはできないです。

ネタバレあり感想

ここからネタバレありになります。

真っ暗闇なのに人狼がターゲットを殺すことができたのはなんでなんだろう、ともやっとしました。
あと、かなり素直に椅子に縛られるのも意味不。

さらによくわからなかったのは占い師が4人も出てきたことですね。恐らく2人目の占い師(教師)は村人で、暴力彼氏が嫌いだったので「人狼だ」と主張したのでしょう。ただ、人狼ゲームとしては、占い師が4人出てきたことに対して追求して欲しかった気がします。
「おいおい人数が合わなくないか」と言って欲しかったです。

本物の占い師は妹でしょうから、オタクと教師の2人が村騙りになります。さすがに村騙り2人はどうなんでしょうか。

中盤以降のそうそうなネタバラシもあり、はなから観客に推理させる気がないとしか言いようがありません。

あと、占い師はどうやって占い結果を知るんでしょうか。そこら辺、よくわからなかったです。

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