映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」感想 33点

インシテミル 7日間のデス・ゲーム [DVD]

時給11万2千円×デスゲーム

デスゲームという題材だけど、「殺さなくてもいい」という設定はおもしろい。
理論上は、七日間じっとしていれば大金を得て帰れるのだ。
もちろん映画的にそんなことは許されるはずはなく、次々と人が死んでいき「犯人は誰なのか?」というふうにストーリーは進んでいく。

圧倒的に雑すぎる推理

デスゲームでありつつもミステリー要素の強い本作。
しかし、肝心の推理が馬鹿すぎるという致命的な欠陥を持っている。
「おまえが怪しいから犯人だ!」
という嘘みたいな推理をしてくる登場人物がいるのだ。
レベルが低すぎて笑うしかない。

そもそも最初の死体がでてきたとき誰一人○○が殺したと思わないのが不思議。恐らく100人中90人は、最初の犯人がわかったのではないかと思う。
アホすぎて見ていられなかった。

キャストは豪華

この映画で良いところはキャストは豪華だということくらいだろうか。
安定の藤原竜也に、綾瀬はるかと石原さとみがいる。
こういうB級の映画に出てくるにはもったいない。
個人的におもしろかったのは、片平なぎさが出ているところ。この人だけ別の世界(サスペンス)にいる気がする。

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ネタバレあり感想

ここからネタバレありになります。

個人的に一番気に食わなかったのはラスト。
賞金をゲットして生還した主人公が、帰りがてら賞金入りのバッグを投げ捨てるところ。
この手でありがちな「金はいらねえ」ラストなんだけど、なんというかそれじゃ死んでいった人たちが救われねえだろ、と思う。

あと、普通に徒歩で帰らせるのは阿呆極まりなくて笑った。普通、送っていくだろ。場所がバレてしまうのだが、いいのだろうか。
あんな大掛かりな設備を作っておいて、いちいち取壊すとでも言うのだろうか。

館の映像がスマホで見られることは良いとして、あんな人通りのところで見る意味がわからない。
若者がスマホで見れるくらい視聴料は安いんだろうか。それだけ視聴している人が多かったら、存在自体バレないのか。

設定がいちいち雑すぎて笑うしかなかった。

原作はもっとちゃんとしていた気がするんだけど、どうしてこんな駄作になってしまったのか。
犯人も丸わかりだし、おもしろい要素が全然ないのが残念。

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