映画「モール★コップ」(2009)感想 61点

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見所

・ショッピングモールが舞台のアクション・コメディ。
・主人公は太った警備員。
・セグウェイを華麗に乗りこなす。

あらすじ

主人公ポールは、ショッピングモールの警備員。妻が逃げてからは、愛娘と一緒に暮らしているシングルファーザーだ。新しい恋人のため、婚活サイトに登録しているものの、ポールにメッセージを送る女性は誰一人いない。
いつものようにセグウェイで巡回中、モールで働いているエイミーに一目惚れしてしまう。エイミーとお近づきになりたいポール。
一方、強盗団はちゃくちゃくとモール襲撃計画をねっていた。

解説

人質になった愛する人を助けるため、強盗団に一人立ち向かう警備員ポールの姿を描いたアクション・コメディ。
太った警備員ポールが、強盗団をユニークなやり方でやっつけていく。
「毒にも薬にもならない」映画であり、暇つぶしに最適な一本だろう。
ポールののほほんとしたキャラクターにはまれば、それなりに良い作品だと思う。
ガチガチに笑えるコメディを求めている人には向かない。

ネタバレあり感想

ここからネタバレありになります。鑑賞後にどうぞ。

ストーリーラインで言えば、この映画には「試練」の要素が足りないように思う。そこが物足りない点でもある。
唯一の「試練」は、ゴミだらけの飴を舐めるところ。ここも潔癖症の要素がポールにないせいで、いまいち盛り上がらず。

主人公ポールが成長したのかどうかで言えば、していないんじゃないだろうか。好きな女性「エイミー」をゲットする話であるのだけど、そうすると人質になった愛娘の存在がブレる。
映画の途中で、この映画の最終目標が「エイミーを助ける」から「エイミーと愛娘を助ける」に変わっているのだ。

また、映画の序盤で警察のテストを受けているポールのシーンがある。そうすると警備員をやめたいんじゃないのか? という疑問が生まれてしまう。
恐らく作り手は、「警察にあこがれている警備員」というステータスから、「警備員に誇りをもっているから、警察ではなく警備員を選ぶ」というステータスへと変化させる狙いがあったのだろう。
ラストの「警察で働かないか?」というセリフがそれを裏付けている。(ポールは警備員を選ぶ)。
しかし、このシーンは極めて効果的ではない。なぜならポールが警察官にあこがれていることを補完するエピソードが、冒頭にしかないからだ。ほとんどの観客は冒頭のテストなど忘れているに違いない。

全体を通して、ストーリーラインがかなりゆるいとしか言いようがない。
私的にはそのゆるさも魅力的ではあるのだが、モールコップを観て物足りなさを感じる人がいるとしたら、そういうところが原因だろう。

あと、エイミーの魅力が外見以外ほとんど伝わってこないのも痛い。

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