映画「1303号室」(2007)感想 28点

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まだ観ていない人へ

見所

・飛び降りシーンが多い。
・ジャパニーズ・ホラー感。
・幽霊もの。

あらすじ

13階建てのマンション。この最上階である1303号室には、主人公真理子の妹が住んでいたのだけど、妹はいきなり部屋から飛び降りてしまう。
どうやら1303号室には忌まわしい過去があるようで、真理子は妹の死の真相を探るため動き出す。

解説

出てくる人も土地も日本のものだけど、製作国はアメリカという変わった映画。そういうわけで邦画ではなく洋画である。
ホラーとして可もなく不可もないという感じ。とくに怖くはない。
1303号室でいったいなにがあったのか、という話がメインになる。

ネタバレあり感想

ここからネタバレありになります。鑑賞後にどうぞ。

まず真っ先に触れておきたいのは、この映画の最大の謎ともいえる「牛タンゲーム」についてだろう。
1303号室を借りた大学生の集団がいきなり「牛タンゲーム」という謎のゲームをする。
牛タンゲーム自体は実際にあるらしく、「牛」と「タン」の掛け声を交互にしていくものらしいが、恐らくこれが1303号室の娘(幸世)の怨念に触れたと思われる。
それまで「操られたかのように飛び降りる」という感じだったのだが、いきなり髪を伸ばして部屋中を乱舞。
これまでの心理的恐怖から一転、ドハデな攻撃を繰り出してくる。
そりゃ、母親と娘のふたりっきりで暮らしていた聖域に、こんなふざけたやつらがはしゃいでいたら怒るにきまっている。

ただ、ホラーとしてはCG全開の髪乱舞を見せられてもわりと興ざめしてしまう。
学生の一人が豹変してしまう、という感じで恐怖演出はできただろう。

キャラクターとしては、主人公である真理子の母親の描写がよかった。
妹大好きっ子である母親は、普通に妹の遺骨をなめていたり、真理子に対してきつく当たったり、と。ものすごく狂っているわけではないんだが、毒親としていそうなラインを保っていると思う。

映画としては、1303号室の母子の関係に似ているのだけど、妹の有無の点で大きく異るので、うまく相似できていない気がする。
真理子の方は母親に殺意がなかったりするので、表面だけ合わせても微妙といった感じ。

ラストで落ちそうになる真理子を、妹の幽霊が助けたかと思いきや殺してしまうんだけど(手が滑る真理子を見て笑っている)、これがいまいちわからなかった。
というか姉と妹の関係性がよくつかめなかった。

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