映画「パニック・ルーム」(2002)感想 64点

パニック・ルーム (字幕版)

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見所

・強盗に襲われる母と娘が主人公。
・「パニックルーム」という外からは開けられない部屋が舞台。
・母と娘vs強盗3人の攻防が描かれる。

あらすじ

夫と離婚したメグは、娘サラとともに豪邸に引っ越しをすることに。そこは「パニック・ルーム」と呼ばれる絶対安全なセーフルームが備わっていた。鉄板で覆われており、外からは開けることはできない作りになっている。
引っ越した当日の夜、その家に3人の強盗が忍びこむ。メグは異変に気づき、娘サラを叩き起こし「パニック・ルーム」へと逃げこむ。
しかし、強盗の目当てのものもパニックルームの中にあった。彼らの長い夜が始まる。

解説

デヴィッド・フィンチャー監督のサスペンス映画。
強盗3人にそれぞれ個性があり、母娘vs強盗だけではなく、強盗3人の中での関係性も楽しめる。
パニックルームという開かずの部屋を題材にしているだけあって、ともすると退屈になりがちなのだが、状況が少しずつ変化していくため、飽きずに見ることができる。
「どうやってパニックルームを開けさせるか?」といった心理戦や、強盗団のすきをいかにつくかといった攻防がおもしろい映画。
緊張感の持続が上手い。

ネタバレあり感想

ここからネタバレありになります。鑑賞後にどうぞ。

パニックルームで一番衝撃的だったのは、黒いマスクを被っていたラウールの素顔。
凶暴な性格で人の言うことを聞かない彼は、よほど恐ろしい顔つきをしているのだろうと思いきや、素顔は気弱そうなおっさんではないか。
マジで一瞬「誰だこいつは」と思ってしまった。

次に衝撃的だったのはメグの前夫ね。メグの父親なのではないか?というくらい老けていてびびった。
こういうキャスティングは、定石にはまるのかという思いがあるのだろうか。
観客の予想を裏切るという意味では良いと思う。

ただ、できればストーリーの方で予想を裏切って欲しかったな、という印象。
テンポよく展開されていくから飽きはしないのだけど、どこか「引き伸ばし感」は否めない。
よく出来てはいるんだけど、目新さは感じなかった。娘の薬の下りもありきたりだし、強盗団の一人が情に流されるのも珍しくない。
ただ2002年公開ということを考えれば、当時は衝撃的だったのかもしれない。

個人的にはラストでメグを助けたバーナムについて、逮捕後に少しでも触れてほしかった。新居を探すメグとサラのシーンで終わるけど、バーナムに少しは良いことがあっても良いのでは?と思ってしまった。

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