路地裏シネマ

映画の感想、評価

映画「ジオストーム」(2017)感想 74点

ジオストーム

まだ観ていない人へ

見所

・SFサスペンス。
・災害ものだが、災害シーンがメインではない。
・主人公は技術者。
・兄弟の絆あり。
・ハラハラ・ドキドキして感動する王道のエンタメ作品。

あらすじ

天候を自由自在に操れる「気象コントロール衛星」がある近未来。
そのの開発者でもあるジェイクは、身勝手なふるまいが原因で「気象コントロール惑星」から離れていた。
しかし、地球で次々と異常気象が起き始める。ジェイクの弟でもあり政府で働くマックスは、兄のもとを訪れる。
ふたたび「気象コントロール惑星」で働くことになったジェイクだったが、地球の異常気象はさらに悪化していた。
弟マックスも原因解明にのりだし、次第に「気象コントロール惑星」の暴走理由が明らかになっていく……。

解説

「彼氏も凍った」というキャッチコピーで悪名高い映画。しかし内容は、宇宙と地球を舞台にしたクライム物であり、エンタメとしてかなり楽しめる映画である。
災害パニックの描写がメインではないので注意。
「災害パニックを引き起こしているのは誰なのか?」ということに焦点が置かれており、サスペンス要素が高い。
後半につれて盛り上がっていく描写はさすがにエンタメ映画というもので、感動要素もあるので「ただおもしろい」映画が好きな人は、満足できるのではないだろうか?

ネタバレあり感想

ここからネタバレありになります。鑑賞後にどうぞ。

僕としては、とくにこれといった不満がない映画。
「彼氏も凍った」という宣伝からして、ものすごくつまらない映画だと思っていたので、ハードルが低かったのが高評価に繋がった理由かもしれない。

突っ込む点としては「気象コントロール衛星」を、なんでアメリカが支配しているのだろうかというところ。
次々と災害が起きているんだから各国の首脳はアメリカを責めてもいいはず。
なのに呑気に演説している大統領が意味不。

前提の設定としてはわりとありえないんじゃないだろうか。「気象コントロール衛星」とか下手したら核より恐ろしいぞ。

ただ、そういうリアリティを追求していく映画というよりは、娯楽作品としての意味合いが強いと思うので、そこまで気にはならず。

ジェイクとマックスの兄弟がそれなりに優秀であることも良い。この映画にありがちな「そんなことより。もっとやることあるだろ」といった不満が出てこなかった。

気象コントロール衛星という設定もはじめてみたので、なかなかおもしろかった。
心に残る映画ではないんだけど、純粋なおもしろさとしては優秀だと思う。