映画「天使にラブソングを」(1992)感想 71点

天使にラブ・ソングを・・・(吹替版)

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まだ観ていない方へ

見所

・舞台は修道院。
・ミュージック・コメディ。
・ノリノリで歌う聖歌隊。

あらすじ

女性シンガーであるデロリスは、ヴィンスという家庭持ちの男と恋人関係だった。ヴィンスが別れるないため愛想がつきたデロリス。しかも送られてきたプレゼントは妻の名前入り。プレゼントを返しにいくデロリスだが、偶然にもヴィンスが人を殺す場面を見てしまう。実はヴィンスは闇社会の大物だったのだ。
ヴィンスから追われたデロリスは警察に匿われることに。しかし、そこはデロリスが嫌う修道院だった。裁判が始まるまでの一月、修道院でシスターとして暮らすことになった彼女だったが、活発なデロリスにとってそこは退屈で……。

解説

「ミュージカル」ではないので注意。
修道院を舞台にしたミュージック・コメディなのだが、主人公デロリスがパワフルな女性なので、観ていると元気が出てくる映画。堅苦しさは全然ないので、宗教に苦手意識を持っている人でも楽しめると思う。
聖歌隊がノリノリで歌うのもおもしろい。
保守的な「修道院長」と、革新的なデロリスとの対立も見もの。

ネタバレあり感想

ここからネタバレあり。鑑賞後にどうぞ。

悪役ヴィンスが奥さんと別れられないのが「神父に逆らえないから」というのが、おもしろい。
悪役3人は、シスターになったデロリスになかなか手が出せない。
人殺しという残忍なことを平気でしているわりには、どこか抜けていてなかなかチャーミングだった。

ストーリーは王道。
修道院を嫌っていたデロリスが打ち解けてくるのも、修道院に隠れていることが終盤になってバレるのも、序盤で予測できるものだろう。
それゆえ観客の期待を裏切っていないとも言える。
斬新な展開を求めている人には向かない映画だろう。ただ、主人公デロリスを始め、修道女や悪役や刑事、出てくる登場人物みんなに魅力があると思う。

音楽も良いものが多いし、「おもしろい」というより「好き」という感情が揺さぶられる映画なのではないだろうか。
万人向けの、万人に好かれるような映画。もちろん嫌いな人もいるだろうけど、こういう映画を作るのは「ただおもしろいだけ」の映画を作るよりも、数倍難しいと思う。

登場人物たちのポジティブな面を引き出すのが上手いんだよね。修道院長も「厳しい」だけではなく、そこに「寂しさ」を感じさせたり、デロリスの救出を実行することで、本当はやさしい人間であることも示している。
この映画には、不快を感じさせる人物がいないので、そこら辺が好かれるポイントじゃないだろうか。

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