路地裏シネマ

映画の感想、評価

映画「レゴバットマン ザ・ムービー」(2017)感想 66点

レゴバットマン ザ・ムービー(字幕版)

まだ観ていない人へ

見所

・バットマンの世界がレゴで再現。
・悪役大集結。
・dcヒーローズも脇役で出てくる。
・テーマが「家族」。
・小島よしおがロビンの吹き替えを担当していたり、どっちかというと子供向けのバットマン。

あらすじ

バットマンはゴッサムシティを守るため、毎日のように敵と戦っていた。今日もジョーカーの計画を阻止したバットマン。ジョーカーが言う「最大のライバル」という言葉を、「おまえなんかいなくてもどうでもいい」と返す。
怒り悲しんだジョーカーはある作戦を思いつく。また、ゴッサムシティも新しい本部長バーバラを迎えていた。

解説

レゴでできたバットマン。実写のバットマンが重厚なストーリーならば、こっちは軽いノリのコメディタッチのバットマンである。
序盤からのメタ発言の数々や、レゴを利用したありえない動作など、笑えるシーンが多い。
ただ、見た目とは裏腹にストーリー自体はしっかりしている。普通におもしろいバットマンである。

ネタバレあり感想

ここからネタバレありになります。鑑賞後にどうぞ。

「レゴバットマン ザ・ムービー」は、なかなか楽しめた作品だった。僕は吹き替えで観たのだけど、小島よしおのギャグもぜんぜん気にならなかったし、むしろストーリー的に合っていたんじゃないだろうか。

話自体はまあおもしろく、普通に楽しんで観た。コメディが好きともあって軽いノリも悪くはないな、と思った。

ただ、個人的にはテーマが薄っぺらく感じてしまった。この映画は「家族の大切さ」というものをゴリ押ししてきて、しかも反対意見は聞き入れねえぞ、みたいなスタイルだったため、ちょっと辟易してしまった。

実写版のバットマンシリーズは、重厚であり暗いテーマを扱っていて、簡単に善と悪をわけられないものであったのに対し、「家族家族」と連発されてしまうと、どうしても浅く感じてしまう。

家族の素晴らしさを語るのではなく、映像として表現することで「家族っていいなあ」と思わせるのが映画なんじゃないだろうか。
そういう意味で、悪を退治するというコンセプトとまったく噛み合っていないんだよね。
家族という大枠ではなく、バットマンとロビンの関係性の変化とか、そっちの方に注目させる描き方の方が良かったんじゃないだろうか。