映画「新・猿の惑星」感想 シリーズ3作目

新・猿の惑星 (字幕版)

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まだ観ていない人へ(ネタバレなし感想)

見所「猿の惑星シリーズ3作目」

前作ではあんまり登場しなかったコーネリアスとジーラが、ふんだんに出てくる作品。

時代は1973年になり、「どうして猿の惑星になったか?」というところが描かれている。

制作情報

製作年:1971年
製作国:アメリカ
監督 : ドン・テイラー
出演 : ロディ・マクドウォール、キム・ハンター、ブラッドフォード・ディルマン……etc

あらすじ

前二作のネタバレを含むので注意。

 

ミュータントと猿の戦争によって地球が爆発した。

猿の科学者であるコーネリアスとジーラ夫婦は、テイラーが乗っていた宇宙船によって地球を離れており、死ぬことは免れた。

しかし、地球爆発の衝撃で1973年の地球へとタイムスリップしてしまう。

コーネリアス夫婦は、「喋れる猿」ということで人気者になるのだが……。

評価 おもしろい?つまらない?

 

おもしろい点

「喋れる人間が猿の惑星へ」という1作品目から、「喋れる猿が人間社会へ」という逆転がおもしろかった。

宇宙服のヘルメットを脱ぐと、猿が出てくるのはなかなかインパクトがある。

コーネリアスとジーラが魅力的であることの再確認もできた。

前作の「続・猿の惑星」がひどかったせいか、今作はよりおもしろく感じられた。

つまらない点

とくになし。

総合評価 70点

1作品目と比べると、どうしても評価は下がってしまうのだけど、充分おもしろいといえる作品になっていると思う。

ネタバレあり感想

ここからはネタバレありになります。鑑賞後にどうぞ。
絶対に続編は作らねーぞ、という強い意志を感じた「続・猿の惑星」の、間隙をぬうように出来た「新・猿の惑星」。
個人的には設定にやや無理があるというか、「壊れた宇宙船を直して飛ばす」ことをあんな短期間で出来るかよ、という感じがするんだけど、まあそこら辺は気にしたら負けなんだろうか。
そもそもコーネリアスたちは宇宙へ行って何をしようとしてたのか。一切合切不明である。
ともかく地球爆発の衝撃で過去へタイムスリップしたコーネリアス夫婦とマイロ。
「マイロ?誰だてめぇは」という思いで観ていたら、ゴリラに絞め殺されてしまうという悲しさ。
だったら最初からマイロいらなくないか、と思う。
実は「新・猿の惑星」が、他の4作品とは大きく異なる点があって、それは「宇宙飛行士じゃなくて猿でしたよ」というニュースが、世界各国で放映されるシーンがあるっていうこと。
「猿の惑星」って基本的にアメリカの一部分しか出てこないんだけど、なぜかここだけ各国の様子をあらわにする。
コーネリアスとジーラは持ち前の知能とユーモアで一躍人気者に。
ただハスラインという博士だけ「あいつらは危険だ。殺しちゃおうぜ」と大統領に言う。
で、結局なんだかんだあって、サーカスまでやってくるコーネリアス夫婦。
ジーラはベイビーを出産するものの、サーカスにいることまで突き止められてしまう。
個人的に「んー」と思うのは、ラスト。
ジーラは自分の赤ちゃんを、サーカスのチンパンジーの赤ちゃんと取り替えるんだ。
それで取り替えた赤ちゃんは撃たれて死んでしまう。もちろんジーラもコーネリアスも死ぬ。
ジーラが赤ちゃんを取り替えたのは、こういう未来が見えていたからに他ならない。
「サーカスの赤ちゃんを犠牲にする」という選択をジーラが取るのは、微妙に違う気がする。
さらに言えば「産まれたばかりの赤ちゃんと離れ離れになる選択はするか」とも思うんだよね。
そこら辺のフォローがあったらいいんだけど、最後の最後でジーラが悪どく感じられた。
まあ「何があろうと赤ちゃんを守る」っていう母親の意志なのだろうが。

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