映画「リメンバー・ミー」感想 71点

リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック

まだ観ていない人へ(ネタバレなし感想)

制作情報

製作年:2017年
製作国:アメリカ
監督 :リー・アンクリッチ
出演 :アンソニー・ゴンザレス、ガエル・ガルシア・ベルナル、アラナ・ユーバック……etc

あらすじ

メキシコ人の少年ミゲルはミュージシャンを目指していたが、彼の家は昔から「靴職人」の家系であり、音楽は禁じられていた。

音楽が禁じられていたのは、ミゲルの祖母の父親が、「音楽家」を目指して家族を捨てたことが原因だった。

ミゲルの憧れは偉大なミュージシャン「エルネスト・デラクルス」。

「死者の日」に開催されるコンテストに参加しようとしたミゲルは、エルネスト・デラクレスのギターを盗んでしまう。

しかし「死者の日に死者の物を盗ぬと、死者の国に飛ばされる」という掟のせいで、ミゲルは死者になってしまう。

生者に戻る方法は一つだけ。

日の出前に家族から許しを得ることだったが……。

評価 おもしろい?つまらない?

おもしろい点

映像美が凄まじい。

町並みの情景や、死者の国の描写が美しい。

とくに最初のレースでの絵本のような説明が素晴らしい。

つまらない点

何番煎じのストーリーライン。

目立った伏線は一つもなく、「何回やるねん、このストーリー展開」というバレバレの流れをやるだけ。

捻りは一切なしの王道ストーリーなので、そういうのが好きな方には良いのかもしれない。

総合評価 71点

「リメンバー・ミー」は良い映画なことは間違いないんだけど、ストーリーがやや退屈。

とくに空を飛べる「ペピータ」の存在が、ご都合主義度をさらに加速している。

映像の美しさは良いんだけど、それ以外は

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ネタバレあり感想

ここからはネタバレありになります。鑑賞後にどうぞ。
ディズニーはいい加減、良い人と思いきや実は悪い人の流れをやめませんか。
ヘクターが実は父親だよという叙述トリックも、バレバレでしたよね。
ご都合主義的だなと思うのは、ママイメルダが「ペピータ」にミゲルを捜索させるところ。
あんな張り切って足跡を追っているわりには時間がかかりすぎやしませんか?
コンテストに合わせたかったのでしょうか。
緊迫感が0でしたよ。
穴の中に落ちたヘクターとミゲルを、「ペピータ」に乗ったママイメルダが助けに来ましたよね。
「どうやって脱出するんだろ?」というドキドキも無しでした。
胸板音楽野郎によってミゲルが落とされたときも、「どうせペピータが助けるんだろ」と思ったら、見事に期待を裏切りませんでした。
これが「ペピータ」じゃなくて「伏線」だったら素晴らしかったのに、脚本家はペピータを便利屋として利用しすぎだと思います。
少なくとも脚本に関していえば「リメンバー・ミー」は、ディズニーピクサーの中でかなり出来が悪い方じゃないでしょうか。
僕のディズニーの脚本に対する期待値が高すぎたせいかもしれません。
ただ、お世辞にも、今回の脚本は良いとは言えません。
ラスト(一年後)で、胸板音楽野郎じゃなくてヘクターが偉大な音楽家として紹介されていました。
でも、これってリアリティがないんじゃないでしょうか。
死者の国での評価は地に落ちたものの、生者の国ではデラクルスが悪者だと知られていませんよね。
ミゲルが言ったとしても誰が信じるんでしょうか。ヘクターの手記が見つかったとしても、あっさり評価が変わるとは思えないんですよね。
そもそもヘクターは、ココのためにリメンバー・ミーを作曲したのだから、家族の間だけでもヘクターが偉大な音楽家として語り継がれた方が、良いエンディングになったんじゃないかと思います。
ストーリーを思いっきり批判したんですが、なんだかんだママココがヘクターのことを思い出したシーンとかは泣いてしまったことを書いておきます。
話の展開はわかっているのに感動してしまうのが、ストーリーの持っているパワーかもしれないですね。
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