映画「ビジター」感想

ビジター (字幕版)

まだ観ていない人へ(ネタバレなし感想)

制作情報

製作年:2012年
製作国:アメリカ
監督 :トッド・レヴィン
出演 :マイロ・ヴィンティミリア、サラ・パクストン……etc

あらすじ

小説家のジョナサンと妻のアディーは、プール付きの広い一軒家に住んでいた。

夫婦はまだ幼い息子を亡くしており、家には悲しい雰囲気が流れていた。

ある日の夜、一人の女性が夫婦のもとを尋ねてくる。

「ガスマスクを被った謎の女に襲われている」

そう口にする女性。

夫婦は彼女を泊めることにするのだが……。

評価 おもしろい?つまらない?

総合評価 20点

サスペンスなんだけど「ある理由(オチ)」によって、そこまでハラハラドキドキする展開にはなっていない。

基本的には金属バットでボコ、金属バットでボコ、というワニワニパニックレベルのことを繰り返す。

どんでん返し系の映画なんだけど、どんでん返しには「意外さ」よりも「納得度」が大切だと思っているので、「はあ?」となった。

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ネタバレあり感想

ここからはネタバレありになります。鑑賞後にどうぞ。
オチを言ってしまうと「夫婦が幽霊」でした、というもの。
息子を亡くしたショックで、アディは夫を殺してそのまま自殺をしたという流れ。
ちなみに冒頭で死んだあとの二人の映像が「伏線」として流れている。
家族を襲う系のサスペンスかと思いきや、実はガスマスク集団は良いやつでしたという「展開の裏切り」でもある。
若干、既視感は強いものの「夫婦が死んでいた」「襲撃者は良いやつ」という二つの「どんでん返し」があるというわけ。
個人的には「夫婦が幽霊」というものの納得度が0に近い。
冒頭の夫婦の死体や、ガスマスクの異様さ、など伏線自体ははっているものの、一番の問題は「夫婦にまったく幽霊らしさが無い」ということだと思うんだ。
アディーは普通にガラスで足の裏を切るし、ジョナサンはキーボードをカチカチさせるわ、金属バットや銃を持ち歩くわ、幽霊らしさが0じゃねえか。
普通に包帯を巻いてケアとかしてるし。
そこら辺のリアリティがまったくないよね。
「実は死んでいる」は良いとしても、人間が普通にできることを何でもやっていたら、「実は神様でした」とか「実は宇宙人でした」とか何でもできるぞ。
そこら辺、上手く撮らないことで「幽霊なのに普通に生活している」ように見せかけるのが監督の技量じゃないんだろうか。
「普通に足を怪我したり、物を持てたりする人間」が、「実は幽霊でした」とか、舐めてるとしか思えません。
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