ドラマ「居酒屋ぼったくり」1話 感想 ネタバレあり

居酒屋ぼったくり〈1〉 (アルファポリス文庫)
秋川 滝美
アルファポリス
売り上げランキング: 100,507
「居酒屋ぼったくり」っていう名前から、ぼったくりを題材にしたブラックコメディ(藤子不二雄A風)なのではないかと思っていたんですけど、全然ちがいましたね。
人情味あふれる居酒屋のドラマでした。
グルメもありつつ、グルメだけではない。
とくに何かあるわけじゃないんだけど、ずっと観ていられるような雰囲気がありましたね。
たぶん60分だとダレていたと思うんですけど、30分で綺麗にまとまっていたのが好印象でした。
とはいえ、ただ居酒屋でおしゃべりしているだけでは当然飽きます。
その点、このドラマは「おっ、なんかあるんじゃないか?」という作り方がうまかったです。
ここからネタバレありになります。鑑賞後にどうぞ。
1話のメインは、トクさんという親方が何か元気がないところから始まるんですよ。
それで話を聞いてみると「弟子が現場に来なかった」みたいで、今日の現場は大変だった、と。
弟子が休んだ理由が、病気でも怪我でもなく「急に嫌になった」っていうのが、おもしろいしリアルだと思うんです。
なにかわからないけど「仕事が急に嫌になる」っていうのは、たぶん誰でも経験しことがあるものじゃないかと思います。
そういう意味ですごくリアルだし、共感度が高い。
いかにも居酒屋で出てきそうな「悩み」だし、急に休む予備軍の僕らとしては、この弟子がどうなったかめちゃくちゃ気になるわけですよ。
しかし、舞台は居酒屋ゆえにトクさんを追いかけるわけにはいかない。
さて、翌日どうなったかというと、今度は上機嫌のトクさんが現れる。
そして「弟子が来たんだよ」と報告するわけです。
で、その弟子が来た理由っていうのがいまいちわからない。
ただ、トクさんの「冷静になって考えたんだろうな……」という推測のようなものがある。
その「よくわからなさ」も、とってもリアルでしたね。
急に休む、翌日ふらっと現れる。
個人的には一日休むことで、弟子の何かがリセットされたんじゃないか、と思います。
もしかするとものすごいドラマがあったかもしれないし、ただ家でぷうたらしてただけかもしれない。
そういうところを想像できるのが良いですね。
日常系のストーリー展開としては申し分ないと思います。
お酒のつまみとして観れるようなドラマでした。
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