映画「グレムリン」感想 64点

グレムリン(字幕版)

あらすじ

発明家の父はクリスマスに「モグワイ」という謎の生き物を買ってきた。

銀行員である息子のビリーは「モグワイ」をペットとして飼うことにするのだが……。

モグワイには絶対に破ってはいけない3つのルールがあった。

ルールが破られることで、町がパニックに陥る。

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感想

ホラーパニックなんだけど、モグワイ(キズモ)が、とにかくかわいいという癒やし映画。

卵割り機やミキサーを作っては失敗しまくる発明家の父もいい味を出している。

どちらかというとコメディ寄りな作品。

舞台がクリスマスということもあって、基本的には明るい映画だと思う。

ネタバレあり感想

ここからネタバレありになります。鑑賞後にどうぞ。

モグワイという存在を「善」としても「悪」としても描いているのが、おもしろいと思います。

夜12時を過ぎて食べさせるとモグワイは、凶悪な「グレムリン」になってしまう。

映画では、最初の一匹であるキズモだけは、ずっとモグワイのままなんですよね。

それで主人公ビリーと一緒に、グレムリン退治を手伝う存在になっている。

これってなかなか珍しい設定だと思います。

ポケ○ンだったら、ピカ○ュウが味方でもあり、ラスボスでもあるということですからね。

モグワイの「かわいらしさ」を強調しつつ、危険性も強調しているという素晴らしさ。

ジキルとハイドのモンスター版というんでしょうか。

「二面性」というのが、この映画をひもとくキーワードになるんじゃないだろうか、という気がします。

たとえば、「ルビー・ディーグル」という、冷血なおばさんがいますよね。犬を保健所に連れていこうとしたり、哀れな親子の返済期限を伸ばさなかったり。

ディーグル夫人は、グレムリンによって階段リフトをいじられ空へと吹っ飛んで即死します。

ディーグル夫人にとっては悲劇ですが、あの哀れな親子にとっては「救い」になっているんですよね。

ディーグル夫人の死によって、返済期限は伸びるでしょう。

一つの出来事が善でも悪でもあるというわかりやすいシーンだと思います。

「余談」
ディーグル夫人から、他の映画を連想しませんでしたか?
そう、「オズの魔法使」です。
「オズの魔法使」に出てくるガルチ夫人と、ディーグル夫人がそっくりなんです。
犬を保健所に連れていこうとしたり、飛んだり、最後は潰されて死んだり、と。
恐らく、パロディなんじゃないかなと推測します。
「二面性」のエピソードで言えば、他にはケイトが話すクリスマスの悲劇もそれにあたります。

ハッピーなクリスマスに起きた父親の死。

クリスマスが良いことの面だけではないことを表していますよね。

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