映画『スター・トレック』(2009)感想 78点

スター・トレック (吹替版)

アメリカで人気のSFシリーズ「スタートレック」の宇宙大作戦をJ・J・エイブラムスが、リブートした作品。
平行世界での新しいスタートレックである。
スタートレックを知っている人も知らない人も楽しめるエンターテイメント作品になっている。
ただ、テーマ性はそこまでではないため、スタトレファンには物足りない可能性もある。

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飽きさせないストーリー

とにかくピンチ、ピンチ、ピンチの連続で、ハラハラドキドキする展開が多い。映画が始まるやいなや、謎の宇宙船に攻撃されたり、命をかけて妻と子を守るカーク船長の父や、子供なのに車を猛スピードで走らせる少年時代のカークとか、退屈なシーンは作らないというエイブラムスの強い意志を感じる。
悪く言えば、少し落ち着きがない。無駄にピンチを作りすぎとも言えなくはない。
その分、終盤の大きな盛り上がりが薄いのが特徴かもしれない。継続して大きな山があるため、終盤のクライマックス感はそこまで薄い。

個性的なキャラクター

オリジナルのカーク船長は落ち着いているのだけど、この映画のカークは父親を亡くしたこともあり無鉄砲な性格になっている。そのため、冷静なスポックとかなり対立する。二人の性格が際だっていてかなりおもしろい。対立すればするほど、二人の思想は顕になるし、協調するシーンでは友情の芽生えを感じられる。
マッコイの人間臭さもオリジナルよりアップしているような気がする。
パラレルワールドとはいえ、みんなの若いシーンを描いているのは嬉しい。俳優全員、オリジナルとも結構似ているんだよな。

万人が楽しめるエンターテイメント映画

長いシリーズということもあって敷居が高いようなイメージがあるけれど、ストーリーがわかりやすいため初見でも十分楽しめる。アクションエンタメだから、本来のスタトレとは違うといえば違うのだけど、スタトレの世界を味わう入門映画としては最適だと感じた。
とにかくおもしろい映画が観たいという人にオススメの作品。

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