映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』感想 70点

学校といえばテスト。テストといえばカンニングである。しかし、カンニングをばれないようにするのはなかなか難しい。良いカンニングの方法がないか探している人もいるだろう。そんなあなたにオススメしたいのが『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』だ。
本作はタイで大ヒットしたカンニング映画であり、天才的なカンニングの方法と、バレるか?バレないか?というヒヤヒヤの緊張感が描かれている。

主人公は新学校に転学したリンという女性。彼女は数学でチャンピオン取ったこともあるほどの天才少女であり、学校には奨学金で通っている。そんな彼女の親友グレースは、活発で明るい性格を持ちながら頭はよろしくない。グレースは演劇部に通っていたが、成績が悪ければ舞台に立つことはできないことを知る。グレースはリンに勉強を教えてほしいと頼む、リンもまた彼女に協力をする。そしてテスト当日。勉強したグレースだったが、ぜんぜん問題がわからない。見かねたリンはテストの解答を消しゴムに書いて、ある方法を使ってグレースに渡すのだった。カンニングによって友人を救ったリンだったが、その日からカンニングを依頼されるようになる――。

映画ではこのリンという天才少女が次々にカンニングの方法を思いつき、お金と引き換えにテストの解答をみんなに教えていくのだ。「どうやってカンニングをするか?」ではなく、「みんなにどうやってカンニングさせるか?」に焦点を置いてあるのがなかなかおもしろい。

そして最終的に学校を飛び出して、国際的なテストにまで発展する。そのトリックの奇抜さと、危うさが楽しい。ちなみに最後のカンニングの方法は実話をもとにしている。それをひっくるめてもなかなかおもしろい。

一点、注意があるとしたら、この映画は「大人を騙してカンニングを華麗に決める」爽快感のある映画ではないということだ。むしろドキドキハラハラを楽しむものであり、終わりもスッキリとはしない。
貧困という深いテーマをはらんでいる。一見の価値はあると思う。

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