映画『呪われた死霊館』感想 40点 Netflixオリジナル

『死霊館』という優秀なホラー映画のファンは、この『呪われた死霊館』というタイトルを見て「外伝的な作品なのかな?」と若干期待してしまうと思うのだけど、まったくもって無関係なので要注意。

死霊館シリーズのヒットと共に類似的なタイトルをつける作品が増えた。まあ、それはB級ホラー映画の定めというか、そういうノリを楽しんでくれという感じが伝わってくるから、そこまで文句は言わない。しかし、Netflixオリジナルでそれやっちゃあかんのではないだろうか?
Netflixは自分のオリジナル作品をB級だと暗に認めていることにならないか。まあ、Netflixオリジナル映画の7割近くはひどいと言わざるを得ないのだが……。

と、余談はさておき『呪われた死霊館』の感想に移ろう。

主人公はアンジェラという女子大学生。アンジェラは兄と友人たちとともに、心霊現象に悩んでいる家族を救う仕事をしている。とはいえ、すべて「ヤラセ」であり、実際には霊を追い払ってなどいない。霊感商法的なことをして騙している。
しかし、霊感など何もなかったアンジェラは次第にその才能を開花していく。眠っていた霊感が蘇ったのだ。アンジェラはそういったこともあり、グリーン夫人というお婆さんの依頼を断ろうとするのだが、兄からの説得もあり結局、霊を追い払うことになる。
しかし、グリーン夫人はアンジェラたちがインチキだと疑い始めて……。

簡単にあらすじを説明するとこんな感じになる。まあ、話の内容はわかりやすいし、アンジェラの変化も描かれているし、そこまで悪くないんじゃないんだろうか。
映画としても「○○で怖がらせるのかと思いきや、実は〇〇」という仕掛けがしてある。そういう意味で、一見の価値はあるんじゃないんだろうか。

ただ映画としては、退屈なシーンの方が多い。ホラー映画としてハプニングはあるんだけど、それがおもしろいかといわれたら微妙。よくある展開のオンパレード。「仕掛け」のせいで怖いシーンは終盤までお預け。その「仕掛け」も怖いというより、むしろ笑えるという感じだった。
映画のおもしろさを求めるあまり、ホラー映画としての怖さを捨てているという感じがする。若干グロいんだけど、グロいのならもっと良い映画あるしなあ。

個人的に好きだったのは、ラストでの兄との会話。映画を観た人なら兄が○○であることはわかるんだけど、切なくて良いと思った。続編あるなら観たい。たぶん続編の方がおもしろい。

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