映画『50回目のファーストキス』(2018)感想 75点

※この感想は福田雄一監督のリメイク版の方になります。

「勇者ヨシヒコはいつ映画化するんだ?」という憤りを感じている人もいると思うんだけど、福田雄一&山田孝之(ついでにムロツヨシ)が好きなら、この映画『50回目のファーストキス』はなかなかおすすめ。
というか普通に笑いたい人におすすめできる恋愛映画。「バカなんじゃないか?」としか言いようがないシーンがたっぷりで、笑えるのに感動できるという訳のわからなさ。

ラブコメディの映画はたくさんあるけど、この映画に関していえば、「コメディラブ」という感じ。笑いの中に切ないラブストーリーがあるという新感覚の映画だった。

リメイク元から良くOKが出たなと思う。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

簡単なあらすじ

天文学者でツアーガイドのバイトもしている弓削大輔は、偶然訪れたカフェで運命の女性である藤島瑠衣と出会う。すぐに口説いて仲良くなる二人。星座のえろい話で盛り上がる。「明日もここで会いましょう」と約束する二人だったが、翌日大輔が声をかけると「気持ち悪い」と完璧な拒否。カフェの女店主から「瑠衣は事故によって1日しか記憶が持たない」ことを告げられる。それでも大輔は何とか瑠衣の気を引こうとする。そして二人は恋人同士になるのだが……。その恋は簡単ではなかった。

シリアスなストーリーなのに本気で笑わせてくるというギャップ

福田雄一監督作品ということもあり、ところどころギャグを盛りこんでくる。とくにヒロインである瑠衣の父親を演じるのは佐藤二朗がちょいちょいアドリブっぽさを出してくるし、瑠衣の弟が大輔(山田孝之)に対して好意があるらしく、ちょいちょい言い寄ってくるのがおもしろい。姉を守りたいという気持ちと、大輔が好きだという気持ちの葛藤から生まれる「胸毛を1本よこせ!」というセリフの破壊力は凄まじい。それに対する佐藤二朗のやさしいツッコミもおもしろい。

長澤まさみもかわいいのに少しおかしいという設定で、登場人物全員に一癖あって飽きない。
とくに、大輔が瑠衣の気を引こうとするために、ムロツヨシに頼んで殴られまくるというシーン。車からやってきた瑠衣は、大輔が山崎(ムロツヨシ)に暴行されているのを見て、車をとめる。
仲介に入るわけだけど、瑠衣がいきなり豹変して山崎をバットで殴りかかる。逃げる山崎に対して雄叫びを上げながらバットで追いかけるというシーン。大輔の慌てた顔も含めておもしろかった。

前半と後半のギャップがすごい。

ギャグ多めの前半と比べて、ストーリーが進んでいく後半ではギャグの量が少なめになる。そのため、少しかったるいなと思ってしまった。笑いを求めてしまうというか、急にシリアスになりすぎるのでちょっと戸惑いもある。
しかし、ラスト近くで出てくる司教役のムロツヨシは最高だった。

コメント