映画「リーサル・ゲーム」感想 コメディ×デスゲーム あいつも転落死

インドネシアのデスゲーム作品。
廃ビルに閉じ込められた9人が、理不尽な死のゲームに参加させられるという王道系デスゲームと思いきや、笑えるシーンを意図的に盛りこんだりと一風変わった映画である。

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あらすじ

「TARGET」という映画のために集められた出演者9人。しかしロケ地までやってきたもののスタッフは誰もいない。仕方なく用意されていたディナーを食べ始める9人の出演者たちだったが、その食事には睡眠薬が盛り込まれていて……。
気づけば廃ビルの中。首輪もされ、閉じ込められていた。そこに「ゲームに従え」というマスクをつけた人物の映像が流れる。果たして生き残れるのは誰なのか? そしてマスクを被った人物の正体とは?

ここからネタバレありになります。鑑賞後にどうぞ。

見どころ①「死に方がやたらと呆気ない」

最初のゲームはロシアンルーレット。弾が1発だけ入っているというもの。みんなビビリながら撃つのだけど、「いやいやこんなもん入っているわけないでしょ」とマジシャンが自分に向けて撃つ。ぷしゅっと血が出て、普通に死亡。ええーという感じ。
しかし、次のゲームがなぞなぞ。間違えると転落死ですよ、という内容で、床がパカっと開くようになっている。いやいや、間違えたら飛び移れよ、と思うのだが普通にあっけなく転落死する。
ちなみにこの映画の死因のほとんどは転落死である。アクションスター同士が激しい死闘(?)を繰り広げたあとで、普通に転落死したりする。どれだけ転落死が好きなんだよ。

見どころ②「バトルがしょうもなさすぎる」

最後のゲームは、「銃で殺し合え」というもの。ちなみに銃で誰かを殺さないと、現実世界にいる大切な人が死ぬと告げられている。
真っ先に動き出したのは芸人と筋肉バカ。
銃を使って殺し合うのだけど、2人ともアホすぎる。届かない飛びキック。急所はやめてくれ、と言う。いちいち間抜け。
コントを見せられている気分だった。

見どころ③「呆気なく見つかるゲームマスター」

人がたくさん死んで「もうやめて」状態になったヒロイン。ゲームマスターを探しに行くのだけど、「案内図によると最上階に部屋がある」といい走りだす。で、普通に最上階にゲームマスターがいる。ここまで映画の時間で1分もかかっていない。
いや、あのさ、もっといろいろあるもんじゃない? そんな簡単に見つかっていいのかよ!
しかももみ合いになって自爆で終わる。

見どころ④「どんでん返しを2回仕込む」

見どころ①から③までのツッコミの答えというべきどんでん返しが2回ある。ここまで観ると、「呆気ない死」も「ゲームマスターが簡単に見つかる理由」もわかる。
コメディかと思いきや、わりとストーリー的には凝っているのだ。そして、ラストも転落死で終わる。驚異的な転落死ムービーである。
真犯人は飛行機で空へと飛び立つわけで、落ちると飛ぶを対比しているのかもしれない。

あと、どうでもいいのだけど、主人公の名前がチンタっていう雑魚キャラと下ネタを混ぜたような名前で笑ってしまった。

60点

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